繊細さん(HSP)の歩き方
HSP系フリーランスのりょーちんです!
近年、HSPという言葉を耳にする機会が増えました。
HSPに関する本や記事もよく見かけます。
一般的にHSPはネガティブな症状と認識され、精神疾患とカテゴライズされる場合も多いです。
僕は思います。
「果たしてHSPは悪いことなのか?」
「HSPは病気なのか?」
僕は、 HSPとは「その人の性格・特徴であり、ストロングポイント」だと考えています。
今回は自称HSPである僕がHSPとの向き合い方について考えていることを書いていこうと思います。
「些細なことですぐに疲れてしまう」
「人から言われたことで必要以上に思い悩んでしまう」
「周りからの見られ方(評価)を気にしすぎてしんどい」
こんな悩みがある人や自分の周りにそんな人がいる人は読んでみてください。
HSPとは?
皆さんはHSP(Highly Sensitive Person)をご存じでしょうか?
HSPとは、「とても敏感で傷つきやすく、共感力や直感力、想像力に長けた人々」のことを指します。
日本では約5人に1人が該当すると言われています。
日本人の国民性から諸外国よりもその割合は多くなっています。
「え、HSPってそんなに多いの?」
と驚いた方もいるのではないでしょうか?
そうなんです、HSPは皆さんが考えているほど特異なものではなく、もっと身近で普通にあるものなのです。
僕は幼少期の頃から周りからの評価を必要以上に気にし、「嫌われたくない」と思って相手の顔色を伺って生きてきました。
今でもこの状態は続いています。
「普通の人より些細なことで疲弊しやすいな」と思い色々調べてみると、なんとなく自分はHSPかもしれないと思うようになりました。
特に病院で診断された訳ではありません。
なので「自称」HSPです。笑
HSPの特徴
・過剰な刺激を受けやすい
・人の気持ちが汲み取れる
・些細なことで疲れやすい
・物事を深く考える
以上のようなことがHSPの特徴です。
実はHSPの中にもいくつかのタイプがあり、僕はHSS型HSPである可能性が高いということに気づきました。
HSS型HSPとは?
HSPの中にはHSS型HSPと非HSS型HSPがあります。
HSS型HSPの人は、繊細だけど好奇心が強く、刺激を求める傾向があります。
一方で非HSS型HSPの人は、繊細・内向的で、刺激を求めない傾向にあります。
HSS型HSPの人は、普通の人よりも些細な刺激に対して敏感であるにもかかわらず、刺激を求めてしまうという矛盾を抱えていると言えます。
HSS型HSPの特徴
・刺激を求めて活発に動くが、すぐに疲れてしまう
・新しいものが好き
・スリルを求める
・突発的に行動する
以上のようなことがHSS型HSPの特徴です。
苦しかった経験を乗り越えて HSPは活かせる強みだと気づいた
既に書いたように、僕は昔から人の顔色を伺って嫌われないようにと神経を使いながら生きてきました
今でも人から何かを言われるたびに「この人はなんでこんなことを言ってきたのだろう」と深く考え、疲れてしまうことが多いです。
一方で、人と関わることは好きで積極的にたくさんの人とコミュニケーションを取ろうとします。
実際に人と関わっている時は楽しく過ごすことができます。
なので、周りの人から「コミュ力が高いね」と言われることがとても多いです。
しかし、人よりも繊細なので、活発に動いた後には、ひどく疲れて1日中ベッドから動けなくなることもあります。
「そんなことになるなら刺激があるところに行かなきゃいいじゃん」
と普通は思いますよね。
自分がすぐに疲れるとわかっていても衝動的に刺激を求めて行動してしまうのです。
そんな矛盾を抱えながら生活しています。
僕はこれまで、HSPは改善しなければいけない「病気」だと思っていました。
「すぐに疲れてしまうからしんどい」
「もっと気楽に生きれたらいいのに」
こんなことを思ってネガティブになっていました。
しかし、最近になって 「HSPは自分の強みであり活かしていくべきもの」だと気づきました。
HSPは特別な強みである
今まではHSPのネガティブな面ばかりに目が行って悩むことが多かったですが、ここ1年くらいの生活の中で、自分が繊細であるが故に起こっているポジティブな面に気づくようになりました
知り合いから言われて気づいたことですが、僕は「人がどうやったら喜んでくれるかを考えて物事を企画すること」が得意だということがわかりました。
繊細で深く物事を考えるため、「どういう時に嬉しいと思うのか」「どういう時に悲しいのか」など、人の感情を察知できます。
実際に、
「りょーちんといたら落ち着く」
「りょーちんといたら楽しい」
と言ってもらえることもあり、自分の存在意義を感じます。
普通の人が気づかない人の感情の変化に気づき、働きかけをして喜んでもらえるようにすることが僕の強みであり、活かしていくべきことだと思うようになりました。
HSPは捉え方によってネガティブにもポジティブにも変わると思っています。
何事も表裏一体です。
それならば、ポジティブな方に目を向けて HSPという素晴らしい強みを活かしていく方が人生が楽になり充実すると思いませんか?
日々の生活で刺激を受けて疲れてしまうことはこれからもあると思いますが、そういう自分を否定せず受け入れてあげましょう。
これからはHSPを味方につけ、一緒によりよい人生を目指していきましょう!!
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