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今まで撮ってこなかった自分の家族写真を4か月間たくさん撮った話

こんにちは、フォトグラファーのりょんりょんです。

みなさんは自分の家族とどのように接しているでしょうか。私は自分の家族の接し方に後悔したことがあります。それは「家族で過ごす時間をしっかり取らなかったこと」と「家族写真を撮ってこなかったこと」です。

今回は自分の家族と、後悔していたことを実行してどんな変化があったのかをお話しします。

○自分と家族と写真

前回のnoteでも書きましたが、私は身内には照れ屋で恥ずかしがり屋なので、家族写真を撮ったり家族旅行を誘って行ったりみたいなことが全然できない人でした。むしろぶっきらぼうな態度で接していたので冷たいと思われていたかもしれません。

平日は仕事、休みの日はダンスか写真で家族と過ごす時間が少ない日々。そんな私も静岡へ引っ越すために香川を離れることの実感が湧いてきたこの12月。「後悔しないように家族とできなかったことをやろう」と決心し、12月末から4月初めまで写真を撮りためました。

•日々の生活

KodakのFunSaver と FUJIFILMの写ルンですで撮りました。

ありのままの生活を撮ることをしてこなかった自分は、一回一回家族にカメラを向けるのが気恥ずかしかったです。

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クリスマス。料理に関しては和洋も中華も全部出てきて「何でもアリかい」とツッコんだのを思い出します。この時は祖父が体の調子が悪かったのでこちらに住んでおり、5人で過ごせる年末年始は嬉しかったです。

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お正月。妹が友達と年末から出掛けたらしく4人の元旦でした。正月のあんもち雑煮が好き。「撮るよー」って言ったらこっち向いてくれるの、当たり前だけど嬉しいものでした。

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「だんだんみんな食べなくなったからねえ」と規模を小さくしたおせち。十分な量があるのでは・・・?と思いましたが言わなかったです笑

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「減ったね」と毎年言ってる年賀状。小さい頃は誰宛に来たかで分けることが好きでした。机の上汚い・・・。

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若干ぐうたら過ぎる気もするけど。それもまたいい記憶。

•写真展

2月下旬〜3月上旬、香川県の魅力を伝えるグループ写真展「RE:PRESENT」を開催しました。その時も親族が忙しい合間を縫って遊びに来てくれたので写真を何枚か撮りました。こちらもKodakのFunSaver と FUJIFILMの写ルンです、X100Vで撮りました。

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祖母だけ常に若干離れた位置にいるのがツボでした。

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「手伝おうか?」「差し入れは何がいい?」と聞いてくる家族。どこまでいっても子どもである以上、たぶん言いたくなっちゃうんですよね。全部そっけなしに返してしまったのですが、一つ一つ思いやりを感じました。

•小旅行

県を跨いでは行けないので近場を2回。ちなみに1回目(3月28日)はSDカードが序盤に壊れたので写真がありません。写真撮れねえと落ち込んでいたけれど「外出誘ってくれて嬉しかった」と喜んでくれて心が晴れました。

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4月3日。直前で祖母を誘ったところ「県内で室外なら行こうかな」ということで同行。妹は夕方から用事があるから間に合わないと困るということで辞退。

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2回目の外出では高松の少し東側、さぬき市の亀鶴公園というところに来ました。桜と緑の散策。途中私が足を止めて撮影してたら割と置いて行かれて後ろからの写真が多くなってしまいました。元気で何より。

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拾おうとしたら風に飛ばされ、拾おうとしたら風に飛ばされなマスクを追う母。助けませんでした撮ってました。

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「ここいいって聞いてたから来てみたかった」という外出好きの母。あいにくの曇天で桜も若干散っていたけれど、家族と過ごした休日はのどかで、たまにはのんびり過ごしてもいいなあと感じました。

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昼食は名産品であるハマチ丼を食べました。ハマチ、たぶんハマチ。

これを食べたお店のお土産コーナーに、さぬき市で有名な「大山牧場」の卵を使った「飲むプリン」というのがあったのですが、濃厚だけど甘過ぎず絶妙な味わいでめちゃくちゃ美味しかったです。ストローと相性があまり良くなかったのでウイダーインゼリーのパッケージ化したら完璧でした。

これだけちゃんとレビュー書いといてプリンの写真は撮ってません。

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その有名な「大山牧場」に遊びに来ました。子どもたちがヤギたちに雑草をあげるために周りの雑草を根っから引っこ抜いてあげていました。母も祖母もいくつか抜いてあげてました。

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帰宅したら夕方。割と時間をかけて家族としっかり出掛けたのが久しぶりでしたが、じんわりとした疲労感と心が満たされた満足感が気持ちよかったです。

○家族と過ごして、写真を撮って分かったこと

ここまで家族写真をたくさん見てくださってありがとうございます。家族と過ごして、写真を撮って、改めて私が気付いたことをまとめていきます。

・家族への気持ちを素直に伝える大切さ

この4ヶ月を境に、だんだんと素直に伝えることに抵抗がなくなってきました。今まではLINEの返事ですら素っ気なく返していたのですが、憑き物が落ちたかのように素直に言えるようになりました。

「今までの自分がやってこなかった」ことを理由に、自分が勝手にできない壁を作っていただけでした。私には引っ越しで離れてしまうというきっかけがありましたが、自分がどう行動すれば後悔せずに過ごせるかを振り返る時間が大切だと感じました。

母からは「私はもっと外出したかった」ということを言われました。自分が素直に伝えることで相手も素直に伝えられる。思いやりで譲り合うところもあれど、お互いに本音で話すことができるようになったのが良かったです。

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・写真を見直すことで、改めて気付き思い出すことがある

始めは「毎日当たり前に過ごす時間を写真に収めて何かあるのか」と脳裏によぎる時もありました。というのも、この半年間くらいは思い出よりもスナップや作品を撮ることばかりだったからです。

ですが、そんな当たり前を写真に収めることで、この時を思い出して笑うことも懐かしむこともできるのです。頭の中の記憶を呼び起こすよりも、視覚的な記録は記憶にも心にも響くと、自分の家族写真を撮って気付きました。

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例えば幼稚園児の時に遊んだおもちゃ。小学校の時に使った自由帳。旅先で買ったキーホルダー。それらを見ると「あの時はああだったな」と記憶が呼び起こされる経験がありませんか?アルバムを見返して懐かしい気持ちに浸る方もいるでしょう。

今回撮った家族写真を見直していると、「子どものようにはしゃいでるな」とか「これ美味しかったなあ、食べにくかったけど」とか思い出します。もしかしたら数年後は「近所の田んぼ、今は住宅地になってるよ」って言って寂しく思っているかもしれないし、数十年後は「あの時はみんな元気だったなあ」と涙を浮かべて懐かしがっているかもしれません。

このように気付くことは変わりながらも、その思い出からどれだけ時間が経とうとも記憶と感情を思い出すことができます。少しでも家族写真を残すことができたのは良かったです。また実家に帰った時には少しずつ撮っておこうと心に留めています。

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まとめ

みなさんは家族とどう過ごされていますか。仲良しもあれば私のようにギクシャクもあるかもしれません。これから先、自分も家族もどうなるかは分かりません。

私は気付くのが遅過ぎてこんな年齢になってからになりましたが、自分の家族を、周りの大切な人を、大切に思う気持ちを伝えられる時に伝えましょう。私のnoteを思い出して「恥ずかしいけど」と思いつつも家族写真を撮ろうと思ってもらえたら光栄です。

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それでは。

SNS・前回note

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前回note:静岡に引っ越し、環境が変わったこの春にやりたい2つのこと



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