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面倒くさがりだけど、アウトプットも洗顔もその場でやっちゃわなとね、というお話


読んで1週間も経ってから感想をまとめようとすると、何も出てこない
『スマホ脳』にあったように、デジタルデバイスで読むと定着率が悪いのかもしれないし、単に記憶力が落ちているだけなのかもしれない。

「知の体系」を、個々の場合に応じて、個々の状況に対応して、いかに組み替えて、その場に固有の「知」として再構成できるか、それをみずからの手で行えるように訓練する
ことがタイトルにもある「知の体力」だと筆者は述べている。今現在私が日々読書しているのも、こうやってアウトプットしているのも、この言葉に集約されていると言っても過言ではない。だからと言ってその知識をひけらかすのではなく、人生でたった一度しか使わなくてもいい、そんな言葉を知っている。それだけでいい、それがいいんだと思わせてくれた。

以前読んだ外山滋比古さんの『思考の整理学』とも少し通ずるところもあって、面白かったし教授から見る学生、今後の日本の展望という視点は私にとって新たなきっかけとなった。本書で紹介されている平田リオザさんの『わかりあえないことから』を今読んでいるが、察し合うコミュニケーションを図る上で共通認識をどれほど積み上げているのか、情景描写を読み取るのかという日本人的な教養も深めつつ、他者と対話をしていく根気強さを訓練していかないとな、と思っている。

つくづく思うけれど、本当にめんどくさがりな私。何か嬉しいこと、ワクワクしそうなことが付随していれば興味の赴くままにやってしまうのに、それがないとすぐにやらなくなってしまう。洗顔だってそう、化粧したまま寝ちゃうこともしばしば。それで後悔した朝なんて数え切れない。
5月に入ってからその目的がなくなってしまったから、アウトプットをサボったら、どれほど内容が定着していないかを思い知ってしまった…

自己表現の一つ、日記のようなつもりで書き続けられたらな、と思う。

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