社会人経験とはなんだろう。
[社会人経験]とはなんだろう?
社会を形作るひと=社会人?
[社会人経験が大切。]っていうのは、
[会社という組織のなかで歯車として働き、得た経験]が大切という意味で、声高に言われている気がする。
社会人二年目に突入した。
私は[社会人経験]を積んでいる途中。
だけど
日毎に感じる、えらい人の言う[社会人経験]の
これじゃない、という感覚。
組織の中で心を殺していることが
理不尽なことに耐えながら仕事をすることが
利害関係を観察しながら人付き合いをすることが
社会人経験になるのだろうか。
えらい人は、[社会人経験]という言葉に隠して
何でも正当化するなぁ。なんて思ったりすることもある。
最近、就活中の後輩と話をした。
そこで思ったことをノートに書いてみる。
新卒で とりあえず社会人(一般的企業への就職) をする必要があるのか。若さや夢(そんな大層なものじゃなくてもやってみたいこと)があるならば…もっと自由でもいいのではないか。。。
そんなもんないっす。っていうひとは好きにしてください。
でもね
もしも夢があるとか、いきたい場所があるとか、やりたいことがあるなら
焦らなくてもいいんじゃないかと思う。
焦って とりあえず就職、とりあえず新卒だから…は避けた方がいいと思う。
社会人て学ぶことはたくさんある。でもそれ以上に磨耗してしまう感性を、私はもったいないと思う。
大人たちのいう、[社会人経験]の多くは、
ストレス耐性をつけることや、外面のいい人を作ることや、すぐに諦め迎合する人間を作るための口実だと思う。
そんなもの振り回されないで…。
自分を見失わないで、焦って就職先を探す前に
まずは自分がやりたいこと、今はできなくてもいつかは[したい]ことを考えて、書き付けておいてほしい。
自分と納得がいくまで話してほしい。
それが難しければ、
まずは自分が取り組んでいて、好きなこと
生計がたてられるかどうかということ
市場の様子(自分のしたいことが社会で需要があるのか、とか、供給側が飽和状態じゃないか、とか)を洗い出してみたらいいと思う。
そして、仕事にするために必要なスキルや
経験があるのか、考える。
必要なことが頭に浮かんだら、
それを得るために自分がやっていくことリストして
スケジュールをたてる。
今はできなくても、将来はこれがしたい。そのために必要なスキルはこれだから、就職はこういう経験ができるところにしよう。と自分の将来を思い描いてもいいと思う。
生きていれば、
何でもできるのだ。
組織で心や体が潰れてしまったら
生きることも、仕事も、恋も、なにもできなくなってしまう。
そこまでして、会社に尽くす必要なんて
どこにもないと思う。
覚悟をすれば何でもできる。
そんなことを思った。
私はこれからも、夢を見る。
夢に向かっていく。