「忙しい時こそ、いかに休憩するか」これが仕事では大切かもしれませぬ
私は本当に休憩が下手です。
下手すぎてペース配分を誤り、長い目で見たら仕事の生産性が低いので、休憩をとにかく大事にしています。そこで決めていることは一つ。「忙しくとも50分仕事をして10分休憩する」こと。
こうして「休憩も仕事だ!」と意識的に取り組むことで、ごくごく平凡な能力な一般人の私でも、それまでの生産性を100とすると平均120くらいは上がったような気がします。
あー、そもそも20代の頃は休憩などあまり気にせずにぶっ続けで働いていました。疲労感などはあまりなかったですね。しかし、それもどうしたことでしょう。40を過ぎた最近は目の疲労や肩こり、そして身体のだるさを感じるようになりました。
とはいえ仕事で1日から1週間、1ヶ月程度の締め切りやデットラインに追われてしまうので、「あと3時間以内にはよろしくお願いします!!」など、私をひどく焦らすお上の一言には己をひどく取り乱して、一心不乱に取り組んでしまいます。
その結果、あらどうしたことでしょう。夕方くらいには疲労満帆。まったく手がつかず、その他、何もする気がおきません。
そんなバカでマジメで没頭しやすい私には、まさに表題の「忙しい時こそ、いかに休憩するか」が大切です。
そこで「50分仕事10分休憩」に専心することで、1日に耐えうるバランスよい持続力を保とうとしているわけです。
それでも切羽詰まると、ついつい目の前の仕事にギアを踏み過ぎてしまいます。しかし経験上、もうこれは仕方ありません。踏んだギアはゆるめることはできないのです。そういうときこそ集中もできているわけですから。
なので、とにかく1時間に10分は休憩を取ることだけは守るようにしています。
普段しているジョギング8キロに例えると、忙しくなると急に400メートルを全力ダッシュをしてしまうので、、、それ以外の時間は1キロに1回はあえて歩くことにしている。そんな感じです。
10分の休み方については、とにかく液晶は一切見ません。
当初はその10分すら耐えきれずにスマホを見たりしてましたが、慣れてくると頭の中で旅行の計画や買いたい家電製品について考えるなど、気分転換する思考が身についてきました。
思えば最近は情報にあふれているので、あえて考える時間を取らないと思考もままならない状況でした。その意味では新鮮な時間を確保したといえるのかもしれません。
それでもなかなか50分でキリよく仕事を終わらせるのは至難の技です。調子に乗っていたところで終わらせるのは、効率的にどうかとも思います。。。でも結局はこれまでその「キリのいいところで休もう」という意識が、ズルズルと仕事の時間を引き伸ばし失敗してきました。
だから、どんなときも50分経ったら無理やり休憩です。
むしろシステムで自動的にPC電源がダウンしてくれればいいのにと思います。自動保存でね。
というわけで、この成果のほどは少しづつ出てきました。仕事以上に優先度を休憩に置くことで、目の疲労や肩こりも次第に軽減されてきたようです。
と言いつつ、休憩できない時は全然できないんですけどね。とにかく失敗してももがき続けることが大切と思って、今日もまたもがいています。