マヌタ

「くだらないことをいかにおもしろがるか」をモットーにしています。 ◆「マヌタ」40代。仕事はメディア(IT経済)。のんびり静か。アンビエント系ミュージックやダークムービー、比較文化論、都市論などカルチャー好き。在宅ワーク中。クズ

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    素敵なクリエイターさんたちの作品をまとめています

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ゾンビのふりをしてみた

夕食をつくっていると、家の中で死んだふりをしてみるという映画があったことをハッと思い出して、ゾンビでやってみようと思いました。 じつは今、韓国のゾンビドラマを見ていて「ゾンビ楽しそうだな。わたしもやりたいな」と思い一度妻の前で演じてみたことがありました。そのとき「うまい!」といわれたのです。 妻はいつも仕事から帰る前に電話を入れるので、まずはその応答をゾンビ化した声で脅します。そして彼女が実際に帰宅すると、台所で倒れていた私がゾンビとして立ち上がっておそうという計画です。

    • 失われていくものについて

      先日、祖母がひとりで住んでいた広島の家を処分しました。売れるかどうかがヒヤヒヤだったのでいまは安堵していますが、いざ売ってしまったとなると、「ああ、あの原爆にも耐えた家が失われてしまった。。」というさびしさが込み上げてきます。 なぜあの家が生き残ったか。それは原爆のあとすぐにおじさんがバケツで水をひたすら家一面にかけ続けたのが大きかったのではないかと聞きました。原爆爆心地から約2キロのところです。理屈はよくわかりませんが、それで燃焼せずに済んだとのこと。 父はいま何食わぬ

      • もみ続けた肩、その報われなさについて

        これまでの人生、歴代のパートナーたちの肩をもんできました。思えばわたしは肩もみマシーンのごとく、静かに淡々と肩をもむことに従事してきたわけです。 しかし、一度たりとも相手から肩をもまれたことがありません。この事実に気づいたとき、ふと涙がにじみました。いや、わたしの肩だって人間の肩です。ときにはもんでほしいのです。 まず肩もみが始まるのは、たいてい「今日は疲れた」という妻のつぶやきから。 ソファにくずれ落ちる妻を見て、なぜか自動的に「もまねば」というスイッチが入ってしまい

        • 書かないと筆力が下がる

          気づけばパソコンの前でnoteを書き始めたのは数日ぶりです。久しぶりに指を動かすその感覚には、どこかぎこちなさが残っています。まるでずっと乗っていなかった自転車にまたがるようなものです。乗り方は覚えていますが、最初の数メートルはどうにもバランスが取れない、そんな感じです。 自転車と違うのは、何とか書けるようになるまでのこの「初動」の部分が、毎回怖くてしょうがないところ。 うまく書ける日もあれば、そうでない日もあります。おそるおそる書き始めてみたら、筆が重くて重くて、いつも

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          それはまた一部にすぎなかった

          とある私立小学校の運動会に教育関係の仕事で行きました。 その日は晴天で最高の運動会日和。たくさんの保護者の方が一目わが子の姿を見ようと押し寄せています。 わたしも仕事とはいえど気楽な気持ちで、その様子を眺めています。平和な日々です。 グラウンドからゆっくり周囲を囲む人々を眺めます。そのときでした。とある保護者を見たときに目が釘づけになりました。 中高時代の同級生がいたのです。それはまぎれもなく彼でした。中高6年間でかなり近い距離にいた彼。30年経ったいまでも変わりませ

          それはまた一部にすぎなかった

          世界遺産検定のシンプルな勉強法

          今年の夏に世界遺産検定1級を取得しました。昨年の冬から始めて3級から2級、そして1級と合格。 勉強も楽しかったのでふりかえると学習をした記憶があまりありません。すっかり学習したことそのものを忘れてしまいました。 しかし、こないだ大学生の姪から「どうやって世界遺産検定の勉強したの?」と聞かれて返答できず困ってしまいました。そんなんで、整理する意味を込めて、たまには勉強法でも書こうかと思います。 そう、結論からいうとテキストを3回読むです 結局満点をとる必要がありません。1

          世界遺産検定のシンプルな勉強法

          ナウシカか、ラピュタか、母に聞きたい

          先日、地上波でラピュタやっていたみたいですね。今回は見逃してしまいましたが、「ああまたバルス祭りになっていたんだなあ」なんて感慨にふけってしまいました。 そんなとき、ふと思ったのは「あれ、わたしが最初に映画館で観た映画は、ラピュタだったんじゃないのかな。。」ということ。 母に連れられて、だれかべつの母子といっしょに4人で八王子にある駅前の映画館に行った記憶があります。母がアニメに興味があったわけではないので、きっとその別のお母さんに誘われて4人で行くことになったのでしょう

          ナウシカか、ラピュタか、母に聞きたい

          おじさんトライアングルが東京に猪突猛進

          先週の金曜日、休みがとれたので岩手県の中尊寺に一泊でひとりふらっと行ってきました。 旅は最高に充実していたのですが、帰りの新幹線、仙台から東京が土曜日ということもあり、席がまったく取れずあせりました。 ようやく3人席の真ん中の席がひとつ予約できたのでほっとしたのですが、昨今SNSなどで電車での中年の男性と女性の隣り合いでのトラブル炎上が話題になっていることを考えると、うーん、ちょっと両サイドだれが座るのか気になってしまいました。 こうした電車でのトラブルの発端って、足を

          おじさんトライアングルが東京に猪突猛進

          豹変する姉、そして体重10キロ減

          アラフィフの姉がチョコザップに入会して半年で10キロ体重を落としました。 私もその影響あって姉の紹介でチョコザップ(ジム)に数ヶ月前に入会したのですが、いまのところ半年で1キロしか減っていません。 そしてこの日はたまたま近所の父の家に家族で集まって、その後に姉とチョコザップに一緒に行こうとなりました。 わたしは「10キロはすごいよ!ほんとに。。うらやましい。秘訣ある?」と聞くと 「まあ運動だけでは結局、体重は落ちないよね。食事制限が必要だよ」 と姉は穏やか表情で応え

          豹変する姉、そして体重10キロ減

          サイゼで確認しあう自分らしさ

          サイゼリヤに行きました。金曜の夜。妻とふたりで仕事おわりに。 駅前のサイゼリヤはまあまあ混んでいて、少し待ちましたが無事入れました。サイゼリヤ。初めて入ったのはいつでしょうか。高校生くらいのときかもしれません。高校の友人らとふらっと入って安いミラノ風ドリアを食べてえらく感動した記憶があります。 そんなこんなで超庶民である私たち二人はサイゼリヤに入ると、さっそくワインのランブルスコをボトルで頼み、小エビのサラダ、羊肉の串焼き、アルパラのソテー、クリーム系パスタ、エスカルゴ、

          サイゼで確認しあう自分らしさ

          人間をしたためる

          母が亡くなってから半年ほど経ちました。実家にある母の遺影の前にはたくさんの手紙が積まれています。 さまざまな人から届いた母宛ての手紙をしばらくは拝見する気にはなれませんでした。しかし先月、ふとだれもいないときにその積まれた手紙をすべて読んでみました。 お花代として三行程度シンプルに書かれているものもあれば、便箋数枚にわたって母とのオペラを通じた記憶について書かれたものもあります。そのひとつひとつを読んでいるとじんわり心があたたかくなりとても感動しました。 それぞれの人間

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          隔世の感

          つい先日『パスト ライブス/再会』という話題の韓国映画を観ました。24年ぶりに再会した幼なじみの男女の7日間を描いたラブストーリー。ラブストーリーといってもあまい要素は皆無に等しく、あじわいある大人な映画でしたね。 この映画を観て思い出したのは20歳で知り合って、30歳まで連絡を取り合っていた韓国人女性のこと。そのあいだ1年くらいは日本と韓国で遠距離で付き合い、その前後も継続して連絡を取り合っていました。 そして30歳くらいのときから連絡も途絶えていつしか忘れてしまいまし

          隔世の感

          コッペに囚われた一介の奴隷

          コッペ田島の「揚げコッペ シュガー」に身も心も捧げている。いやうまいどころじゃない、、umashi、uma、uma、akuma、kuma、kuma、悪魔的なのだ。悪魔の化身から差し出された誘惑の贈りもの。 この贈り物、カリッと揚げられたコッペパンにたっぷりとシュガーがまぶされている。外はサクサク。中はフワフワ。 そして一度食べたらもう終わり。脳から至福の汁が流れ出し、細胞が歓喜の雄叫びをあげる。そして身体の震えが止まらなくなる。わたしは目を白黒させながらカクカク震え、イス

          コッペに囚われた一介の奴隷

          ソロモンの鍵

          小学校二年生のときのクリスマスにもらったのがファミコンです。カセットは『スーパーマリオブラザーズ』と『ソロモンの鍵』。 『スーパーマリオブラザーズ』はみなさんご存知の大ヒット作。おもしろい。ずっとプレイしてました。 『ソロモンの鍵』は、1画面内で魔物を倒したり避けたりしながら出口を目指すという内容のアクションパズルゲーム。 で、やってみると、このゲーム当時の私はろくに最初からクリアできない。 ほんとうに当時のわたしにはむつかしすぎる。少しやってまるで前に進めないとわか

          ソロモンの鍵

          お願いですから、もう殴ってやってください

          「男を見る目がない」といいますが 「女を見る目がない」とあまりいわない気がします。 で、わたしは今朝ぼんやりコメダで自分の愚かしい人生をふりかえると ことごとく女を見る目がないのだろうなと思いました といってもいままでお付きあいした女性はすばらしい方ばかりでした。 なにも非がありません。 ただ世間一般的にパートナーとしてよしとされる「やさしくておだやか」とはまたちがうと思います。 趣味や思考、職業、生活態度などそれぞれちがいますが、たったひとつ大きな共通点があるとすれ

          お願いですから、もう殴ってやってください

          世界遺産検定2級を受けて

          世界遺産検定の2級を受けてきました。もともと中高時代は世界史がいちばん得意だったので、前回の3級と同様に「フッ、このマヌタ様の手にかかればちょろいぜ」って感じだったのですが 今回はそうは問屋がおろしませんでした。 4択のうち消去法で2択までは絞れるのですが、その2択が迷う迷う。 2かな、いや3だろう。いややっぱり2かも。。ああなんてわたしは優柔不断なんだ!死ね!わたし死ね!最後にイモ食って死ねと。憤りすら感じました。そんなんで試験時間けっこうギリギリまで使って迷いまくっ

          世界遺産検定2級を受けて