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SDGs(14.海の豊かさを守ろう)を学ぶ

先日、SDGs(14.海の豊かさを守ろう)を学ぶために機会があり、何気なく使っているプラスチックについて考えました。
記録に残す意味も込めて、記事を書きます。

海の現状

現状、海の状況は残念なことに
魚 < プラスチック
となってしまっています。

既に世界の海に存在しているといわれるプラスチックごみは、合計で1億5,000万トン。そこへ少なくとも年間800万トン(重さにして、ジェット機5万機相当)が、新たに流入していると言われています。

そもそも、プラスチックとは

身の回りにはプラスチック製品が溢れています。では、そもそも、プラスチックとは何なのでしょうか?

プラスチックとは「合成樹脂」のことを指します。

ひとえにプラスチックと言っても、数多くの種類が存在しています。

・汎用樹脂(熱可塑性)
ポリエチレン(PE)
ポリプロピレン(PP)
ポリスチレン(PS)
アクリロニトリル-スチレン樹脂(AS)
アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂(ABS)
ポリ塩化ビニル(PVC)
メタクリル樹脂(PMMA)
ポリエチレンテレフタラート(PET)
ポリビニルアルコール(PVA)
・汎用エンジニアリング樹脂(エンプラ、熱可塑性)
ポリアミド(PA):ナイロン6(PA6)
ポリアミド(PA):ナイロン66(PA66)
ポリアミド(PA):ナイロン12(PA12)
ポリアセタール(POM)
ポリカーボネート(PC)
変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)
ポリブチレンテレフタラート(PBT)
GF強化ポリエチレンテレフタラート(GF-PET)
超高分子量ポリエチレン(UHPE)
・スーパーエンジニアリング樹脂(スーパーエンプラ)
ポリフェニレンスルフィド(PPS)
ポリイミド(PI)
ポリエーテルイミド(PEI)
ポリアミドイミド(PAI)
ポリアリレート(PAR)
ポリスルホン(PSF、PSU)
ポリエーテルスルホン(PES)
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
液晶ポリマー(LCP)
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、いわゆるフッ素樹脂
ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、いわゆるフッ素樹脂
・その他(熱可塑性)
フッ素樹脂:上記のスーパーエンプラである「ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)」、「ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)」を参照。
超高分子ポリエチレン(UHMWPE)
ポリメチルテルペン(PMP)
熱可塑性エラストマー
生分解性プラスチック
 ポリ乳酸(PLA)
 ポリブチレンサクシネート(PBS)
 ポリカプロラクトン(PCL)
 ポリグリコール酸(PGA)
 ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)
ポリアクリロニトリル
繊維素系プラスチック
・熱硬化性樹脂
フェノール樹脂(PF)
ユリア樹脂(UF)
メラミン樹脂(MF)
不飽和ポリエステル樹脂(UP)
ポリウレタン(PU)
ジアリルフタレート樹脂(PDAP)、アリル樹脂
シリコン樹脂(SI)
アルキド樹脂
エポキシ樹脂(EP)
フラン樹脂
出典 https://www.toishi.info/sozai/plastic/


プラスチックは悪者ではない

プラスチック製品は使い勝手がよく、私も含む多く方がプラスチック製品の恩恵を受けていると思います。

軽くて丈夫で加工がしやすく安価な素材であることから、飛行機の素材などでも多く使われています。

身近なものでも、多くのプラスチックが利用されています。

最も身近なものでいうと、PETがあります。
※ペット(PET)ボトルなどで馴染みがあるかと思います。

プラスチックのおかげで、私達が利用している多くの商品も安価で手に入れることができています。


まずは知ることが大事

情報を知ってしまった以上、行動を起こしたくはなりますが、急にかつ極端な行動を起こしてしまうと、周りからの共感は得られないかと思います。

効果的な行動をするためにも、まずは知ることから初めてはいかがでしょうか。


個人的に、サンゴとプラスチックの関係性を調べてみました。

ご存じの方も多いとは思いますが、サンゴはクラゲやイソギンチャクと同じ刺胞動物に当たります。動物なので、捕食もします。

現在、海のマイクロプラスチックが問題視されています。

マイクロプラスチックを「好んで」食べているサンゴがいるとの報告があります。(Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciencesに発表された研究論文[3])



さいごに

本来の海は美しいです。しかし、本来の海はどこも同じはずです。ですから、私個人としては、この美しい海は努力次第で取り戻せるのではないかと考えています。

戸川みゆきさんと海

この記事がきっかけで、海や環境、SDGsにふれるきっかけになると幸いです。

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宮田亮(りょうちん)

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