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oimo_cream
心配ではなく明日に備える悲観
私はどちらかと言うと悲観的タイプです。
楽観主義の人にあこがれます🤤。
社会人一年の時に、先輩が「明日は明日の風が吹くさ!」
と今起きている、置かれている状況など気にせず、
まさにどこ吹く風、知らん顔状態。
どうしてそんな風にできるのだろう…
と自分にはない性質(性格)とのあまりの違いに、
ビジネスではそうでなくてはならないのかなと当時は感じました。
社会人10年目に事業再生の経営を任され、
人に恵まれ幸運にもV字回復することが出来た時、
自分の性質を知りました。
それは、先行きに不安を感じるから準備をする、勝って兜の緒を締める、
そんな自分が自分の性質なんだと。
悲観主義でもありますが、
それが故に見通しを立てたく準備・行動する、
そんな心の向け方です。
もちろん、そういった性格が逆に足かせになり、
つまりアクセルとブレーキの調整が上手くいかず
チャンスロスをしたこともあります。
一方で、そうであったが故に、
着実前に進むことが出来たということもあります。
人の中心にいる、あるいは上に立つ人、
すなわちマネジメントは戦略(思考・立案力)は大事ですが、
どんな人間性を持っているのか、
そしてどんな人間観(世界観・人生哲学)を持っているのか
を知ってマネジメントをした方がよいと思います。
スキル、技術、ノウハウを知り駆使すれば成功するとすれば、
どの会社も同様に成功していなければなりませんが、
それが達成されていないのは、時機、強み、人の和の総和の違いであり、
それをまとめるマネジメントの性質・性格によるところが大きいと感じます。
己を知る、足るを知る、大切なことですね。