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【Japaneseデリケートゾーン】松本人志は週刊文春と宙に浮く
混迷真っ只中に。
2024下半期の怒涛ぶり。皆さんいかがお過ごし。
兵庫県知事?松本人志?103万の壁夢の如し?
じゃあ一旦松本人志。
この件、書きたいこと結構あります。
ざっくり2つの立場が取れるのは皆さんご存知の通り。
どちらに立っても反対側からは脊髄反射パンチを食らう昨今、第三の道を示します。
あまり見かけないフレームワークを提供します。
逃げではなく本心でこれなんで、以後お見知りおきを🤝🏻
誰と誰の闘いかを明確にしよう
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吉本興業所属 ダウンタウン
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文藝春秋 総局長
事を鮮明にするために整理しよう。
まず『週刊文春』は株式会社文藝春秋が発行する代表的な週刊誌である。
そしてその文藝春秋の取締執行役員・総局長を務めるのは新谷学。
文春のドンとして有名な、かの文集砲の生みの親である。
つまりこれは松本vs新谷による「お前ヤッただろ、ヤッてねぇよ論争」だ
時系列
2015年11月
都内ホテルにて飲み会が開催
その後A子は小沢に感謝のLINEを送信
↓
後日再度飲み会に誘われ、2度目の参加
2023年12月
週刊文春が【松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』】を見出しに発行
2024年1月
A子さんから小沢への感謝LINEスクショ発掘
↓
松本「事実無根なので闘いまーす。」
名誉毀損罪で裁判開始
↓
休業前のファンへの挨拶としてワイドナショー出演が発表されるが、結局取り消しに。
2024年3月
霜月るな「嘘だらけ、裁判で証人として出ましょうか?」と文春記事を否定し松本への支援を示す。
この報道はモデルプレスから報じられた。
2024年7月
松本のXを通し、代理弁護士がミヤネ屋の偏向報道へ抗議文を発表
↓
その2日後から通常X投稿を再開
2024年11月
松本が訴訟を取り下げ
ざっとこれが事の顛末だろう。
俯瞰には良い素材だ。そしてこれを見たところでどのように解釈するかは十人十色。
前提となる知識や価値観によって考察は変わる。
私は2つのシナリオがあり得ると思った。
"文春に嵌められた松本の泣き寝入り"
もしくわ
"2回目の飲み会で何かあった"
そこで以下の構造がポイントになる。
文春の最強の武器"司法の限界"
司法の限界。
いわゆる悪魔の証明問題。
"ない"ことの証明は完封できない。
これがミソであり、これが週刊誌の権力構造。
イタチは仕掛けているわけだ。
ネット番組ReHaQ-リハックに新谷が出演した際、本人も堂々と物的証拠はないと豪語。
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さらに週刊文春ともなれば今まで膨大な量の名誉毀損裁判を経験しているため蓄積されている裁判対策テクニックにも抜かりがない。例えば
被害女性ら❌
→女性ら⭕️
性加害❌
→性的行為を強要⭕️
法務部が精密なチェックを施し法的に効力をもつ言葉を徹底的に避ける。
しかし相手のイメージだけは鮮明に形作っていく。
発行前からのこういった積み重ねで敗訴リスクを徹底して潰す、堅牢な牙城が築かれているわけだ。
なので裁判は続けていれば松本が勝てたという一部擁護派の見込みは結構怪しい希望的観測。
畢竟なにが言いたいか。
これに長年、芸能人や経営者は怯えて来たわけだ。
とくに今回の場合のように"性加害"として扱われてしまうと、"一度言われたが最期、その後何を述べてもセカンドレイプ"のハメ技状態だ。
しかしタチが悪いのが普通に捏造も多いということ。
火のないところに煙が立ちまくる。
日本の捏造記事の最も分かりやすい例はやはり、ホリエモンこと堀江貴文のライブドア事件だろう。
本人はこれ以降強く文春批判を掲げる第一人者的な存在となった。
今回の松本事件に絡めて、当時を本人が振り返っている自身のYouTube動画では非常に生々しく週刊紙像を説明している。
ここまで声を大にして文春はクソだと公で言い張り続けている堀江貴文のような勇気ある存在は稀有だが、意を同じくする芸能人や実業家は山ほどいるわけだ。
そういう意味で、今回の松本事件裁判は、過去同じく文春被害に遭った者や、事情に詳しいが故に許せない者、様々な人間の思いを背負った"復讐革命"の側面もあるのだ。
橋本環奈をパワハラタレント扱いするような組織が作ったリングの上でプロレスすることの違和感
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事務所は全面否定。
言わずと知れた好感度タレントだ。
所属事務所の伊藤社長はこの報道に全面否定の声明文を出した。その中で語られた"人生で1番美味しいヨーグルト"のエピソードはとくに話題だ。
どうであろうか。
リアル怒ったかんな、許さないかんなは発動したのだろうか。
松本事件に関する報道の全ては週刊文春の有料記事に依拠していたもので、他メディアによる独自報道はモデルプレスからの霜月るな逆告発だけである。文春一党独裁状態のトピックであった。
その後の相次ぐ別の複数女性からのリークとされるものも、A子さんへの出廷妨害の話も、結局は全て第3機関による報道ではない、被告だった組織による報道だ。
これらをソースに我々が議論することになんの意味があるのか。リテラシーの完全敗北である。
ネット上に全国紙からトンデモ誌までが同じ棚に並ぶようになった今、ニュースの上流と下流の区別が希薄になり、実像以上に週刊誌の情報の質が崇めらていることに気づかなくてはならない。
真実はいつもひとつ
もちろん本当に性的な強要があったとすればそれは当然許されざる所業だ。
あるとすればやはり2回目の飲み会だ。
ここでのアフターケア不十分であろう。
しかしそれが違った場合。
(とくに文春は2回目で"恐怖の一夜"が起きたことを強調する方向へ舵を切れていない。)
金儲けの為に女性の人権保護を盾にしてデマを流しまくる新谷学や竹田編集長は野放しにしていい存在ではない。
それこそ最も女性蔑視的な行為である。
しかし史実や総じて不可解なストーリーを鑑みると、その可能性も低いとは言い難い。
これは色んな意味、方面でデリケートな問題だ。
安易に決めつけ、意見が反する者同士で争っている場合ではない。
松本か新谷か、どちらか一方は確実に裁かれねばならない。
今の世論に足りないポイントはここだ。
松本が悪かった場合の処置しか考えられていない。
これを社会正義の問題にまで押し上げるのであれば、当然新谷を裁く準備をしておく必要も生じてくる。これがフェアな判断なはずだ。
一方にだけリスクが生じる闘いがあってはならない。
そのための観察と考察、出来れば第3機関による更なる介入は必須である。
私に問う、あなたに問う。言葉を待とう。
はてさてかて。
2024年11月15日現在、松本人志は緊急事態記者会見といった手段に出ていません。
これには多くの批判が出るのも当然。
しかし何らかの封じ込みや特殊な事情によってやりたくても出来ない状況にある可能性も。
兎にも角にも、比較的制限のない場で彼が多くを語れるその時まで、我々はギロチンを研ぎながら静観を保つべきでしょう。
Take back our literacy!
人間という奴はいつでも、人に騙されるよりは自分で自分に嘘をつきたがるものなのだ。そして無論、人の嘘より自分の嘘の方を余計に信じるのだ。
フョードル・ドストエフスキー