ブっ飛ばされる波の中はモッシュピット! IRONMAN 70.3 in ダナン - 完結編
ベトナム・ダナンでのロードバイク・MTBライフを綴る、ベトナムでロード
バイクLife vol.110です。
序章
現在の私のホームタウン、ベトナム・ダナンで毎年開催されているIRONMAN 70.3。
約1年前のこと。
残りの人生をどう生きるか?と考えた時、
「今やりたいと思ってないけど、どうせ将来やりたくなるんだろーなー」と思ってたIRONMAN70.3への参加。
「じゃあやっとくか!」思って、2024年のIRONMAN 70.3 in Vietnam ダナンへの参加を決めたのでした。
トライアスロンやったことないけど、、、できるかどうかわかんないけど、1年あればなんとかなるでしょ〜っと見切り発車でトレーニング始め、そして1年が経ち、
ついにその本番がやってきたのです。
レースWeek!!!!祭りの前のワクワク感
子供の頃から、祭りの前の時間が好きだった。
夏祭りの日の昼間とか、文化祭の前日とか、
そんなわけで、IRONMAN in ダナン開催週の平日の朝、ライドもかねて会場設営をチラ見。
ワクワク感が高まる。「ついにきた〜!!!!」という感じだ。
受付、そしてバイクチェックイン
レース本番前々日の金曜日、仕事を午前中で切り上げ、午後、レースキットピックアップへ。
会場はハイアット リージェンシー ダナン。
ラグジュアリ〜。
そしてレース本番前日の朝はスプリントディスタンスのレースやってるので、少し観戦。
波が高く、SWIMはコースチェンジになった模様。
午後はバイクチェックイン。
もはや後は、なるようにしかならないでしょ、という運命任せの気分。
レース本番!SWIMはスラッシュメタルのモッシュピット!?
レース当日。
午前4時、トランジションエリアオープン時間ぐらいに会場到着。
まだ朝というより、夜。早く到着しすぎた。。。。
トランジションエリアセッティングは数分で終わるので、その後、暇・・・・。
徐々に夜が明けていく海を見ながらひたすらぼーっとする。
波の高さは昨日より収まった気もするが、同じぐらいの気もする。
SWIMどうなるんだろーなーと思いながら、みんなビーチへ降りていくのでそれに続いて整列。
その後、波が高いのでSWIMコースチェンジの旨のアナウンスは聞こえたが、詳細がよく聞き取れず、、、、、どこ泳ぐのかあんまよくわからないまま、ローリングスタート開始。
とりあえず先にスタートした人着いていけばいいか・・・と他力本願で。
そして自分のスタート直前に前の人を見て大体のコースを把握。
波打ち際を少し走ってから、海へ入り、陸側と平行に泳ぐというコースに。
割れたデカい白波をドカーンっと横からくらい、10秒に1回ぐらいぶっ飛ばされる!!!
たまに人も吹っ飛んでくる!!カオス!
スラッシュメタル期のMr Bungkleが脳内で爆音で鳴り響く感じ。
「ここはライブハウスのモッシュピットか!?」
こんなカオス状況下での練習なんかしてないし、ペース配分もわからないので、とりあえず全力でいく。
「なんか楽しくなってきたー」と思ってたらあっという間にSWIM完了。
アゲすぎ!BIKEスタート!
BIKEスタート。「やっぱBIKE楽しー」と思ってオーバーペースで走ってしまう。
道中、いつもグループライドしている仲間からの応援もあり、さらにテンションアガり、引き続きオーバーペースで!!
60kmすぎたあたりで、疲れて一気にペースダウン・・・・。
BIKE終了の頃には、「もうRUNしたくねー」と思いながら終了。
そして感動のフィニッシュ!? RUNへ
RUN開始して、改めて気付く。
「すげー暑い!!!!」
もう無理せず、走ったり、歩いたりを繰り返してダラダラ走る。
そして途中の水掛けポイントでは思いっきり水ぶっかけてもらい、
もはやこれはタイで数年前に体験したソンクラーン(水掛け祭り)のよう。
ゴールに近づくにつれて、
「あー1年間やってきた挑戦がもう終わるのか〜寂しいなー、
泣けてくるなー・・・・・・」
という感動の気分になってみよーと試みるが、まったく思えず!!
「暑い!とっととゴールしてー!!!」
と思って走ってたらゴールしました。
お疲れ様でした。
応援してくれた方、運営、ボランティアスタッフの方、そして一緒にトレーニングしたり、出場した仲間、
皆さんありがとうございました。
来年もエントリーするかはまだわからないですが、
世界のいろいろな場所のIRONMANに旅も兼ねて出場するのは悪くないかもなー
と思った次第です。
GOOD LUCK!!!!!!!!!!!!!!!!!
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