生理が重いと思ったら病気だった話

生理の日は基本的に体調が良くない。
何故かいつもより眠いし、腸の調子も良くない気がする。

いや、これは実は生理ではない。
ピルの休薬期間である。
正確に生理と呼べるものは、実はもう1年来ていない。

かつての私は、割と生理が重い人だったと思う。
オムツみたいな夜用ナプキンしか付けてなかったし、生理痛は鎮痛薬を一日に4回分飲んでしのいでた。
あまり自分ではすごい重い人だという自覚はなかったが、職場の同僚と同居人から病院に行けと言われた。
客観的に見たら病気に見えるのだろうか。今でも分からない。
とりあえず行った病院でついた病名が「子宮腺筋症」である。

子宮腺筋症とは、子宮内膜が本来いるはずのない筋層にいる病気であるのだとか。
あまり馴染みがない病名だが、「子宮内膜症」という病名なら知っている人も多いのではないだろうか。
理屈としてはほぼ同じ病気である。出来る場所が違うだけだ。

そんなわけで、病院でピルが処方され、かれこれ1年近く飲み続けている。
ピルには飲むのをやめないといけない期間が決められており、この期間に生理と似たような体調不良や出血が起こるわけである。

流石にピルを飲んて1年経つので、だいぶ楽になった。
楽になったと言っても何も体調不良が無いわけではないので、まあしんどいことには変わりないのだが。
今後も病気や休薬期間と付き合う日々は続く。

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