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PMSと共存する(しかない)

午前11時
週5で乗る電車の
初めて先頭車両の一番前の座席に座る

運転手の肩越しに見える前方の景色が新鮮


昨夜は8時間寝たのに異様に眠い
腰に貼ったカイロのせいだけではないだろう

そして異様な食欲
なんらかで満たしたい、
これが食べたい、という明確な対象が思いつかない
けれど、とにかく胃に入れたい

ネパールカレー屋さんのナンをおかわりして2枚食べても、まだ余裕がある

食べ過ぎに関係しているのかは不明だけど、肌が荒れる
顔に痛いタイプの吹き出物が2つもできてしまった(たしか、20歳を超えるとニキビではなく吹き出物と呼ぶらしい)

仕事が終わってから、京都の老舗パン屋チェーン、シズヤに入り、ハーフサイズのサンドイッチとクリームパンとペッパーカルネ(最も美味しいパン)を買う

部屋にたどり着いて、瞬く間に全てを食べる………


原因は分かっている、

PMSです。


あらゆる食べ物が食べたくなって、自分でも驚く。
たぶんお米2合とかご飯の友があればいけるんじゃないか…
食パン1斤はいけたし…


PMSがやってくると、決まって私は自分で自分を許してあげている

夜中にラーメンを食べに行きたい?
→どうぞ、どうぞ

スーパーに売ってるスコップケーキをたらふく食べたい?
→お好きなだけ、何種類でも、どうぞ

肌荒れの自己嫌悪に陥って涙ぐみたい気分?
→大丈夫だよ、カモミールティーを入れてあげる

大切な人に八つ当たりしてしまった?
→そんな日もある、後でごめんねは伝えようね


どうせ、何をしてもやってくるのだ
自分に優しくいたほうがいい

休みの日には12時間寝たらいい、許す


高校生くらいのころからPMSが酷かったし、憎んでいた 
PMSは2週間くらい続く時もあると知り、絶望した
PMSで2週間、生理で1週間、合計3週間も不調が続くのか?と 

自分の体質を恨んだし、PMSがない人を羨んだ
受験などの重要なタイミングと被ったらと思うと、気が気でなかった。


PMSと付き合って10年くらい経つ
最近になってようやく、抗わないことを習得できたように思う。
1ヶ月のうち3週間不調でも、自分に優しくゆっくり生きたら良い。
自分に与えられたものでやっていくしかないんだから 

そういうものなんだ

「そういうものなんだ」と思うと、少なくとも無意味な自己嫌悪はなくなった。

PMSを改善しようと奮闘していた時期、全力で抗っていた時期、症状に屈服する自分を憎んでいた時期

過去の自分も全て肯定している

その時期があったから、今こうしていられるんだと思う。


ムーミン谷に住むムーミントロール達は、冬になると冬眠をはじめて春がくるまで目覚めない。
別に彼らは冬眠していることを自己嫌悪していないと思うんだ。
ムーミンに倣って、PMSが来たら全力で蓄えて、全力で眠ったらいい。


最近はそのように思えてきたので、また考えが更新されるまではこれで生活していきたいと思っています。


明日は、大好きなyu-ru-muのスイートジンジャーを買おう〜っと
お湯で溶かす系のドリンクです。
豆乳やミルクに溶かすのが特におすすめです。
本当に美味しいので見つけたら買ってみてね


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