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いつものカフェではなく日本茶カフェへ
前の日にカフェに行こうとやることリストに書いていたのに行けてなくて、昨日はいつものカフェに向かった。午後4時過ぎと遅めの時間だったこともありなんとなくコーヒーの気分じゃなくて同じ通りの日本茶カフェに行くことにした。公園の有料駐車者に車を停めて店内へ。テラス席も店内もほどほどに混んでいた。店内でメニューを見る。日本茶がいろいろ並んでいて、深蒸し〇〇、浅蒸し〇〇と何種類もある日本茶はどれも美味しそう。甘い日本茶にしようかな。ふと見ると日本茶の隣の列に紅茶と烏龍茶があった。たまには違うお茶もいいかもしれない。烏龍茶に金木犀の香り、とあったのでこれにすることにした。迷ったらいつもと違うメニューを頼んだ方が新しい発見があるに違いないと思ったし、日本茶専門店が選ぶ中国茶にも興味があり前とは違うお茶にした。しばらくして運ばれてきたお茶は烏龍茶だったけどあまり美味しくなかった。香りもそんなにないし、金木犀の香りなんてしなかった。そもそも日本茶カフェなんだから日本茶を頼むべきだったのかもしれないとちょっと後悔した。日本茶カフェであえて中国茶を提供しているので未体験の味を期待したのだが、これなら中国のカフェで飲んだ方がずっといい。こんな味ならというかこんな香りなら提供しないでほしい、とさえ思う。中国茶結構好きだったなぁ、とお茶を飲みながら思い出した。味重視の日本茶に対して香り重視の中国茶、thé vert といえば日本茶だが黒茶や白茶などの中国茶も時々飲みたくなる。なんだか美味しい中国茶を飲みたくなった。中国へ行きたくなった。中国茶が飲みたくなるたびに中国へ行っていてはキリがないような気もするが、3時間で行けるしふらっと出かけるのは悪くない。中国語はすっかり忘れてしまっているが、行けばある程度思い出すだろう。最後に行ったのは2019年だからもう5年が経ったのか。うーん中国かぁ。フランス語圏に行きたいんだけどなぁ。上海のフランス租界を歩いたからといってフランス語で買い物できるわけではない。100年前なら違うのだろうけど。あぁそうか、そういうテーマも旅としては面白いかもしれない。モヤモヤした気分のまま50分ほどで店を出て会計をする。1時間以上滞在するのがいつもの過ごし方なのだけど2煎目でやめにしたのだった。自宅用のお茶も購入しなかった。駐車券のサービスはお茶一杯では受けられない。そしてさらに悪いことに駐車場の支払いの時に運転席から100円玉を落としてなくす。やれやれ、この店にはもう来ないな。いろいろ重なった挙句来店3回目にして残念な結果になる。こんなことなら通りがかった時になんとなく気になった少し手前のパン屋さんのカフェに行けばよかった。ほとんどの店で駐車場が併設されている筑波では有料駐車場にわざわざ停める必要のある飲食店はかなり珍しい。よっぽど流行らない限り営業を継続できない。いや、私の知っている限りひとつもなかった。気を取り直して明日コーヒーファクトリーへ行こう。明日はコーヒーの日らしいし。これはコーヒーの日にカフェに行くための前振りか?それとも中国へ行きたくなっている潜在意識の解放のために来たのか?答えは特にないが続きはカフェに行けばわかるかもしれない。こんな気分にさせてくれた烏龍茶にちょっとありがとうという気分。同じことの繰り返しは快適だけど気づきがない。違うものを選んで不満足を味わうと好きなものに気がつく。これって旅をする理由なのかもしれない。またね。