目的意識に満ちた目的を見出すためにリスクテイクしろ
前回の続きです。
バーンアウトからの脱却
「目的意識に満ちた目的を見出すためにリスクテイクしろ」とはどういうことなのかというと、つまりはインプットの質と量にコミットしろということです。
バーンアウトはだいたい目的意識を見失って行動原理が無くなってしまったことによることがほとんどなので、行動せずにはいられない何かに出会う必要があります。
そのためには目標達成のためのアクションによって消費した情報を再度仕入れていかなければならないわけです。この場合の情報とは広義的なものです。
自分の経験を振り返り整理したことで得られる情報や、明文化できていないが確かに感じてきた体感、自分の中にはない他者の世界観を対話や本から得ることもそうです。とにかく情報取得のための手段は無限に視野を広げてなんでもありとしてください。
直感と興味の追求
じゃあ、どんなインプットをしていくべきなのかという話なんですがここは結構重要で、大事なのは直感や興味に従順に選ぶということです。ここでは目的意識を持たないことが大事です。目的意識に満ちた目的を見出すためのアクションなので、とにかくこれまでもっていた世界観から離れる必要があります。それには直感や興味に従順に従ってしまうことで自然と正しい方向へ導かれます。
世界観の変革とリスクテイク
最初はこれまでの世界観から抜け出すのが難しいし時間がかかると思います。
そこで大事になるのがリスクテイクです。これまでいた世界観を完全に遠ざけるんです。心理的に「〜ねばならない」と思っていることだらけだと思いますが、それに「〜しなくてもいい」とタグ付けして手放してしまいます。それがリスクテイクだと考えられれば捨てるとか、他人に譲るとか、任せるとか、手段は無限に見えてくるはずです。
そして日常に完全なる真空を作ります。そうすることで、視野を広げて自分の根源的な欲求や興味が直感的に感じられるようになってきます。最初は真空のある日常になんとも言えない罪悪感や嫌悪感が湧いてくるはずです。でもそれは恒常性によるもので実態ではないので時間が解決するのを待ちます。
徐々に新しい日常が馴染んでくると真空に吸い込まれてくるように新しいものが入ってきます。それに全神経を集中して取り組んでいくんです。その時に発生する行動や思考が情報源になります。それらに深く向き合って情報を”取得“ではなく”収穫“していくんです。
そうやって取り留めもない情報という点を収穫し続けると、気づけば点と点が繋がって面として観測できる瞬間がきます。それがあなたです。それが自分自身なんです。
目的意識の目覚めとその影響
今の自分が何をしたいかがそこに如実に現れています。それに気づけた瞬間、目的意識が芽生えます。あとは自動的に行動が起こりますし、承認欲求を超えたミッションとして取り組めるのでこれまでにないような馬力がでます。するとどんな壁にも怯まないのでやがて壁を超えて目的地に到達することができます。
「言うは易し、行うは難し。」ですが、事実僕はこれをソリューションにして以後バーンアウトはなくなりました。アドバイスをしてきた後輩や仲間たちも実行できた子たちはみんな混沌を抜け出して活躍しています。
バーンアウトを感じているあなたはぜひ参考にしてみてくだされ。
ほいじゃ。