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18.走れメロス

メロスは激怒した。
覚えていました、何十年経っても。
この一文だけは。
ただ、メロスがなぜ激怒したかは忘れていたので、改めて読み直し。

街で国王の悪業を聞いたメロスは、いてもたってもいられないと王様の城へたった1人で直談判、売り言葉に買い言葉のようになった挙句、王様から処刑を言い渡されます。

ただ、メロスは妹の結婚式があるから3日間だけ処刑を待ってくれと言って、親友を身代わりに走り去る…。

文字にするとメロスってすごく直情的な人で、無茶なことするなぁと思いました。

そしてメロスが言う、「一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから嘘をつく事だ。」これもメロスの性格そのままの言葉です。

人を疑う事は私も嫌いですが、鵜呑みにしすぎるとよくないのは身に染みて感じます。

それと嘘でいけないのは、犯罪になる嘘、人をだましたり、傷つけるような嘘。

人を笑わせるためとか、本当のことを言ったら悲しむとか、落ち込んでる人を励ますためだったら嘘も方便。
多少話しを盛ってもいいんだと思います。

人には色々な歴史がありますね。

私も思い返せば、今もですが、あんなことやこんなことがありました。あなたも、やらかした経験はあると思います笑。

ハタチの頃は、将来おばちゃんになるのはイヤダなーと思ってました。
でも最近は、年を重ねるおもしろみを感じてきています。

体の成長は止まるけど、心の成長はつづくもの。

過去っていうのは、「過ちが去る」

人は、過ちの連続です笑。
でも、ひとまずこうして生きている。

とりあえず、なんとかなっている。
なにはともあれ、今を笑って過ごさなきゃ。

走れメロスを読んで、そんなことを思う夜です。

ではまた明日!





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