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アメリカ大学3年目 現状とこれからについて

お久しぶりです。小林 良です。

今回は大学3年目、アメリカ4年目の僕の現状とこれからについて発信したいと思い、今回のnote を書き始めました。

結論から話すと、僕は現在もアメリカに挑戦中で、University of Bridgeport に通っています。先月(8月)から授業がはじまり、大学3年目(junior)になりました。今回、アメリカの大学を3年で卒業し、アメリカで大学院に進みながら、さらにバスケットボールと僕自身を向上させる挑戦をする決断をしました。

アメリカで生活をしていく上で、気づきや、得ることは本当に多くて、日々生産性の高い生活をおくれてます。note で記事にしたい事もたくさんあるのですが、昨年のコロナの影響が思っていたよりも強く、プランに変更を加える必要があったこと、僕自身の思考の整理に時間がかかってしまったことで、なかなか「書きたい」と思うことができませんでした。

もちろん、昨年の一年間(COVID year)は簡単ではなかったですし、思ったとおりに進むことのほうが少なかった気もしますが、数十年周期でやってくるといわれている、感染症による世界的なパンデミックの渦中に、たくさんの影響を受けながらも考え、行動し、得た経験と、これからへの決断は、確実に僕自身の人間としての成長につながりましたし、より柔軟に物事を見る力がついてきたような気がします。

今回は、そんな僕の現状についてと、出した答えのような「これから」について書いていきます。


現状については、さきほど書いたとおり、University of Bridgeport で大学3年目にはいりました。1年目のシーズンは最後の最後、NCAA トーナメントの前日にコロナでキャンセルになり(下記リンク)、昨年の2年目もシーズンが全休になりました。

これからの決断について話すまえに、まず、NCAA の規定とEligibility(選手資格)について少し触れなくてはいけません。
NCAA への選手登録をしているすべてのWinter & Fall Sports のプレイヤーは、2020-2021 COVID Year のシーズンの有無に関わらず、Extra Year of Eligibility(もう一年プレーする権利)が与えられました。簡単に言うと、「コロナの年の分はカウントしないからその分プレーしたかったらしてもいいよ」というオプションのようなものです。4年生でシーズンがキャンセルになってしまって、もう一年プレーしたいプレイヤーなど、このオプションを使うプレイヤーも多いと思います。

僕自身もそのひとりです。
NCAA では、大学生でも大学院生でもEligibility(資格) があればプレーできる仕組みになっています。この仕組みに、COVID Year の1年、そして大学を飛び級(3年)で卒業することで、本来の4年目分+Year Back の2年分のEligibility を確保でき、バスケットボールと大学院卒業の両方にチャレンジできるということです。

昨年のはじめ、大学2年目の当初はまだシーズンがある予定でしたし、実際、カンファレンス自体はシーズンが行われ、学校の判断で辞退した形でした。シーズンのキャンセルを伝えられてから、思い描いてたプランが音を立てたように崩れ、ひたすらうまくなるためにチームメイトと体育館に入り浸り、オフコートではこれからの逆年表を作っていました。

逆年表については、「青春と読書」スラムダンク奨学金特集の僕の記事のなかで宮地さんに触れていただきました。こちらも下記リンクから是非読んでください!僕のルーツと思考性についても書いていただいています。

そんな難しい一年間でしたが、シーズンがなかったことでひさしぶりにSt. Thomas More School に行って、Jerry Quinn に会うことができました。
実はこのときもうすでに3年で卒業し、大学院にいきながらバスケットボールをすることは頭の中にありましたが、まだ決断するまでには行き着いておらず、相談させてもらいに行きました。

飛び級で大学を卒業することの難しさや、コロナの影響を理解した上で、二つ返事で「お前ならやれる」と背中を押していただきました。
そしてなにより、僕のことを理解してくれて、忙しい中わざわざ時間をつくって相談にのってくれた Coach Quinn を尊敬しますし、そんな彼に背中を押してもらったのは僕の中ですごく大きかったです。

そして、今回の決断を「正解」にするのは、今の自分とこれからの僕自身だと思います。たくさん時間をかけて考え、家族やコーチをはじめ、いろんな方に支えられていること、そして出会いに恵まれ、日々新しい発見と成長があることに気づけたのは、苦しみながらも思考を止めず、進み続けたからだと思っています。

そんな中で、今僕が感じているのは、おそらく今年が今まで生きてきた21年間の人生で一番の勝負の年になるということ。

 今回僕がこのnote を通して言っている「決断」は、「挑戦する決断」です。
パフォーマンス次第では、さらに高いレベルでプレーし、学ぶチャンスが出てきます。それを全力で勝ち取りに行くのが僕の今年のミッションだと思っています。


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今回は、現状とこれからについてでした。読んでいただきありがとうございます。

振り返ってみると、もうアメリカにきてから4年目になるんですね。SNS の発信も頑張ってみようと思ったりもしている最近ですが、やっぱり今回note を書いてみて、頭が整理される感覚というか、日記とはまた少し違った振り返りができることに、改めて魅力を感じました。

そして確実に将来教科書に載るであろう「コロナウイルス」や、世界的な経済と政治的な動き、そして異例の東京オリンピックを経験したのはこれからの人生に影響を与えると感じています。

そんな混沌とした状況で、前を向いて進む決断をし、人に出会い、またさらに成長していると感じられている現状はすごく充実しています。

コネチカットは少し寒くなってきました。まだまだコロナの脅威がなくなったわけではないので、僕も引き続き対策をしていきたいと思います。

みなさんもお体に気をつけてお過ごしください。


小林 良

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