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2022年のしないことを考えてみた

今年のお正月は実家で過ごしました。

岩手の実家はTHE日本家屋で、風通しが良くてとっても寒いのです。
家の中であろうと、廊下は外気に近いレベルで寒いし、寝ていても布団から出ている部分はひんやりと冷たくなっていてキャンプ場かな?と思う目覚めを味わえます。

朝起きてストーブをつけようとしたらこの気温

暮らしにくいと思えるこの寒さも、昔は大して苦にもならずいられたのは、寒さが日常だったからだと思います。どんなに大変なことでも日々繰り返されていれば日常になって、日常は当たり前になって気にも留めなくなって。

それに寒さは悪いことばかりでもないところが、好き。

あまりにも寒くて雪の粒が小さくサラサラしている時のキュッキュッと雪が鳴く音とか、ハーっと息を吐いた時の温かい感じとか、雪が全ての音を吸収したかのような静けさとか。

近所の田んぼを歩く

あれもできる、これもできるといった東京の暮らしは刺激的で楽しいのだけれど、私のルーツこの岩手の暮らし。東京は人も出来事も刺激的すぎて落ち着かなかったり、誰かと比べて焦ったりと疲れることもまあまああります。

実家で過ごしている時、こたつにもぐりながらファンヒーターの音と屋根から落ちてくる雪をただぼーっとながめながら考えたんです。
今年はもうちょっと自分をフラットにしようって。

作業小屋なので雪下ろしの必要は、ないw

取り繕ったり、頑張らなきゃって焦ったりすることから距離を置こう。
頑張るのはやりたいこととか、本当にやらなきゃいけないことに絞ってしまおう。

よし。

それなら、やらないことを今年はもうちょっと深く考えてみようと思います。

去年のやらないことは「苦手な人(こと)から距離を置く」みたいな、自分の居心地の悪さから距離をとることが中心でした。
今年は自分の気持ちが満たされることかどうか、それを基準にして生活をしたいな。

しゃけ

とりあえず、今頭に浮かぶ「今年しないこと」

①逆算して行動を決めない
よくあるじゃないですか、今年中にSNSフォロワー1000人になるために今やること10個!みたいなやつ。
あれができる人は本当に尊敬しますし、確実に結果を引き寄せているのだと思うのですが、私はそれができません。目標を言葉にした途端、心の言葉とはズレたもののようになってしまう。
きっと、長距離が得意な人短距離が得意な人、そもそも走るのが得意じゃない人みたいなのがあるように、私は目標逆算型の取り組みが得意ではないタイプなんだと思います。なんなら自分のやる気を削ぐくらいに苦手。
だったら、そういう人なんだ、と自覚して逆算行動を課すのはやめようと思います。

でも、その場で思いついたやりたいことはすごく気分が上がるのでどんどんやっちゃおうかと。
ええ、そういうタイプなんだと思います。

②会話の流れをコントロールしない
これは理学療法士の仕事の上でのことなんですが、話が長くなりそうだな〜とか、内容がずれてきたな〜って時にこちらの方で会話をコントロールしちゃうんですよね。
このコントロールがうまくいっても、うまくいかなくてもなんだか後味が悪いことが多くて、去年は話し方の本やら聞き方の本やらを結構読んでました。
で、読んでもあまり変わらなかったので、きっと実践できてなかったんだなということで、まずは1つ。心掛けながら実行していきたい。

③他の人のいいところと自分のダメなところを比べない
よくやりがちなことなんですが、自分のダメなところと、他人のいいところを比較して「私はああはできない(なれない)」って沈んじゃうんですよね。
他の面で自分がいいところを持ってるってことはわかっててもそこに目がいっちゃう。特に私のFacebookなんて行動力とか人間力の玉手箱な人が多くて、自虐に事欠かないわけです。
でも、それってできてない私反省…っていう反省自己満のような気がするので、いい加減卒業したい…!

とりあえず思いついたこの3つを意識しつつ、1年を過ごしていこうと思います。

とらもだるまになれば可愛い


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