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うっかりは今を生きる

「お忘れ物のないようにご注意ください」
と電車のアナウンスは教えてくれるけれど、電車から降りた時に気付くのが忘れ物。

車内に忘れ物して、新木場まで取りに行ってきました。

大事にしている日傘ですが、実は今年2回目の忘れ物です。1回目はご飯を食べた時のお店やさん。2回目は電車の中。どれだけ大事にしていても、うっかりには勝てないのだなぁとつくづく思います。

うっかりって、その時には分からなくて後から気づくもの。ちなみに1回目はおいしかったな〜と満腹を楽しんでいたから、2回目はギリギリまで小説を読んでいたから。どっちもしょうもない理由なんだけど、どっちも今に目が向いていたからなんですよね。

今、お腹いっぱいで嬉しい。
今、この本が面白い。
大事な日傘の価値は変わらないけれど、今ここの自分に気が向いてしまったんだから仕方ないですね。

そう考えると、うっかりって今に集中していることの証みたいで、ちょっといいですよね。まあ、ぼーっとしていることも多いんですが。ぼーっとすることに集中していましたとか、かっこよくないですか?

大事なことなんて、ころころ変わっちゃいますからね。
卵買いに行って、プリン買ってくるとか。
それくらい、うっかりに寛容でいたいなぁと、自分が失敗すると特にそう思います。

ちなみに、いまを生きる(1990)は大好きな映画です。

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