英作文のために「公共」を読んでます。
今日はInstagramのお話です。Instagramでは一言英文を投稿しています。
10月のテーマは「英検に使える公共」です。「公共」とは、高校社会科の
旧「現代社会」です。成人年齢が18歳に引き下げられたこともあり、考察や探求も入った内容になっています。
高校生の娘の教科書をめくってみると、「公共」の教科書には現在の社会の在り方がまとまっているので、英検1級・準1級の英作文のネタを作るのにちょうどいいなと思って、新しい言葉から英文を考えてみようと思って始めました。
私自身は英検はもうしばらく受けませんが、英検を受験する人や受験指導する方の何らかのお役に立てばうれしいなと思って投稿しています。
さて、一番驚くのは、当たり前すぎて申し訳ないのですが
私が35年前に卒業してから、こんなに新しい言葉が増えたんだー!
え、こんなに新しい言葉があるの?それも20年も前から?というような、私にとっての新語がズラリ。
物の見方、考え方も時代と共に変わってきているということを実感させられます。
例えば今日は「人間開発指数」という言葉についての一言英文を投稿しました。
人間開発指数とは、国の発展レベルを健康、教育、所得の3つの側面から測る国連開発計画の指標です。
最近と言っても10年以上前。10年以上前に現れた言葉を今頃になって知ったことに、愕然としました。
それと同時に、一つ大事なことを知ったことに嬉しくなりました。
発展の指標と言えば、国民総生産(GDP)、つまりどれだけ生産したかが発展の指標でした。人間開発指数(HDI)は、経済以外で「豊かさ」を測ろうという指数なんですね。
見方を変えると、経済だけでは豊かさは測れない、健康や教育も所得と同じくらい価値があるものという風に考え方が変化したと見て取れます。
この言葉を知った時、嬉しかったんです。
これまでの社会通念で、経済(と言ってもお金を稼ぐこと)が一番優位にあると強く思い込んでいたので、自分の中の思い込みが外れて、一つ楽になった気がします。
このように、英作文のお役に立てばと思って始めた投稿ですが、自分自身も新しい言葉に大きく影響を受けています。
そして、新しい言葉や概念を取り入れながら英文を作る喜びを日々かみしめています。