我が子の不登校 振り返ります #13
ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
中1の秋から、完全不登校になった息子のことを、振り返っています。今から6年前の話しです。
そういえば、今日やっと息子の進学先が決まりました。
補欠合格を待っていましたが、残念ながら連絡は来ず。
小さな大学に、自宅から通う予定です。
でも、受験したことだけでも、頑張ったなぁと親バカ炸裂です。
まずは元気でいて欲しい。自分の部屋に引きこもっていた頃には、こんな日が来ることは、なかなか想像出来ませんでしたから。
兄と弟
2歳差の兄弟は、小さな頃から仲良しですが、ケンカもしょっちゅうしていました。
弟が中学校に行かなくなり、兄は毎日淡々と通学。
どんな気持ちで行っていたのか…
兄は中3受験生、毎日のように塾に行くので、夜ご飯も別々。
息子は兄に会いたくないので、部屋からも出て来ず、兄弟で会話をすることも、無くなりました。
ワタシも、二人を会わせたくなくて、二人がいる時は、腫れ物に触るように接していました。
ある日、全然部屋から出てこない弟に痺れを切らして、兄が弟の部屋に無理矢理入りました。
『なんで学校行かないの?』
ワタシはびっくりして、次男の部屋の前に。
静かに、でも少し強い口調でもう一度、
『なんで?』
と長男。
次男は泣き始めたので、
『もうやめてあげてよ』とワタシが入ろうとしたら、
『いじめられてるからだよ!!!』
と次男。
そして、号泣し始めてしまいました。
ワタシも釣られて泣いてしまいました。
でも、答えを聞いた長男は
『そうか、じゃぁ仕方ないな。
でもさ、せめて着替えくらいしたら?』
そうなんです、この頃の次男は、お風呂もままならず、1日中パジャマのままでした。
そんな次男に長男は、『せめて着替えくらいしたら?』とサラッと言ったのです。
ワタシのように、じゃぁどうしたら学校に行けるのか尋ねたり、頑張って行ってみたら?のような余計なことは一切言わずに。
学校に行かない理由を知って、長男なりに納得したのでしょう。
この出来事以降、長男は次男に特に何も言うことはありませんでした。
何より、自宅の中で、二人の接点もほとんど無かったのでした。
今思うと、もっと最初の頃から、長男にも次男が中学に行かなくなったことを、きちんと話しておくべきでした。お父さんとお母さんは、次男が行かないことに対してどう思っているのか、ほとんど伝えていなかったように思います。
ただただ、毎日自分の仕事で精一杯で、自分の子どもが学校に行かないことで、イラッとしてしまう…
その繰り返しでした。
時々、職員室に行き、たまったプリントをもらいに行き、担任の先生と面談しました。
何も変わらないです。
今日はご飯食べました。
勉強はしていません。
特に伝えることも無く…
時々、校長先生が声をかけてくださり、校長室でお茶したことも。
校長先生は、部活に参加している息子のことを、覚えており、真面目に片付けをやっていましたよ、と。
校長先生は、ワタシを励ましてくれていたのでしょうが、そんなこと今更言われても、学校に戻るわけでもないし…
ある時校長先生が、
スクールカウンセラーさんに会いませんか?
と。
月に2回ですが、スクールカウンセラーさんが来ていました。
息子は学校に来れません…
お母さんが会ってみたければ、予約を入れますよ
会ってみたいな。
ワタシはとにかくこの先どうしたら良いのか、全くわからなかったので、とにかくスクールカウンセリングを受けてみることにしました。
その話しはまた今度。
読んでいただき、ありがとうございました。
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