中学生時代、完全不登校だった息子のこと#2

我が子の不登校を振り返った昨年、記事をお読みいただき、ありがとうございました。

今年も超マイペースですが、少しずつ中学生の不登校について、親として経験したことを発信していこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。

タイトルをちょっと変えてみました。
なんか、我が子って仰々しいな、と思って・・・

いつもより、少し長く感じた?年末年始、そろそろ学校も冬休みが終わりますね。
学校に行ける子もいれば、行けない子、行かない子、それぞれでしょうが、どの子も元気でいてくれることを願います。
インフルエンザも流行っているようですので、お母さん達も(もちろんお父さん達も)まだまだみなさん、気をつけてお過ごしくださいね。

年末(だったと思います)、NHKで見た子育てに関する番組で、不登校に悩む家庭のことを取り上げていました。

不登校って、一人一人違うはずなのに、共通点がたくさんあって、もうマニュアルでもあるんじゃないか、と思うくらい・・・
家庭環境や、その子の性格も全然違うはずなのに、なんででしょうね。

息子の場合、昼夜逆転が始まってからは、本当にゲーム三昧で体が心配になるほどゲームにのめり込んでいました。
一晩中ゲーム。すごい時は16時間とか。
ほとんどフォートナイト。
負けた悔しさのあまり、コントローラーも壊して、何個買い替えたことか。隣の部屋でゲームをしているので、私達もかなり疲弊していました。

フォートナイトはオンライン通信ゲームなので、我が家の場合、息子の部屋に行くと通信状態が悪く、リビングでしかプレイ出来ないのです。
せめて昼間にゲームをしたら?
そんなことを言ったら、貝のように心を閉じて、昼間は自分の部屋から出て来ない・・・昼間はそもそも寝てるので。

あとから本人に聞いてわかりましたが、ゲームをしている時だけが、生きてる実感が湧いていたそうです。
自分が誰かとつながっている、自分が誰かの役にたっている、ゲームの中で活躍できる自分がいる。

今、不登校ひきこもり状態、ゲーム三昧で昼夜逆転していることに悩んでいるお母さん(お父さん)。
時間制限とかしてませんか?
ゲームと約束事をつなげていませんか?
勉強したらゲームしても良いよ、とか。

で、勉強したからゲームやってるお子さんに、時間がきたから、そろそろ終わりにしたら?とか言ってませんか?

約束を守ることに、お子さんがストレスを感じていると、他のことでまた問題が起きてしまうかもしれません。
そういう子もいるんです、うちの子がそうだったので。

一度、思いっきりゲームやらせてみたらどうでしょう?どのくらい時間がかかるかわからないですが、少しずつ、自分でゲームの時間をコントロール出来るようになります。
というより、全て自分で自分のことを考えて決めていくようになります。

もちろん、親がこうであって欲しいという思いはありますが、
もうこの状態になってしまったら、そんな思いは自分の中にしまうしかありません。
なぜなら、今まで一生懸命応えようとしていたから。
それくらい、とっても優しい子なんです。

不登校の子、引きこもっている子って、とっても優しい子なんですよ。
きっと、強い憎しみや悲しい気持ちを、一生懸命自分の中に閉じ込めて、頑張って闘っているんです。

そんな風に感じることが出来たら、うちの子ももう少し引きこもっていた時間が短かったかもしれません。

中学1年生の秋から高校卒業まで、ほぼ6年間一人で頑張っていました。
でも、その充電期間があったから、私も考え方を変えることが出来たし、息子も元気になっていったんだと思います。

発達障害や、起立性調整障害など、お医者さんやお薬が必要な場合は、また別の対応が必要だと思います。

うちの子の場合は、幼稚園、小学校は普通に通っていて、中学に入学してから少しずつ元気がなくなっていきました。

詳細は、最初の記事の方にも書いています。
これから、時期はランダムですが、また振り返っていこうと思います。
読んでくださったかたの、ヒントや心の支えに少しでもなったら嬉しいです。

つたない文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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