我が子の不登校 振り返ります#14
ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
中1で不登校になった息子のこと、母としてどんな風に接して来たのか、振り返っています。
今から6年前のことです。
昼夜逆転
部屋から出てこなくなった息子が、不規則な生活になるのは、あっという間でした。
だんだん夜中に起きるようになり、そこからご飯を準備してあげて、少し話し相手をして。
うちはマンションで、リビングの隣りが寝室です。子ども部屋にテレビやゲーム機器はなく、ゲームをやるためには、リビングに出て来なくてはなりません。夜中から始まるオンラインゲーム。カタカタとコントローラを操作する音に、しばらく悩まされました。
ゲーム三昧、昼夜逆転。
ワタシが当時情報収集していた、不登校についての本や、ネットの記事にも、こんな言葉が並んでいました。
うちの子も、ゲーム依存症になってしまうかも…
ものすごく不安でした。
実際、ゲームの時間は、どんどん長くなっていきました。
スクールカウンセラーさんと、はじめでの面談をしたのも、この頃でした。
カウンセリング、どんなことをやるんだろう、という不安と、これからどうしていけば良いのか、少しでも何かヒント得たくて、初めて中学校の相談室に行きました。
男の先生でした。
多分ワタシよりは、若いかな?
でも、年齢は最後まで、よくわからなかったです。
最初に言われた言葉は、
お母さん、毎日お疲れ様です
学校行けなくなったお子さんと過ごすの、結構しんどいでしょ
もう、その言葉をかけてもらっただけで、ワタシは涙が溢れてしまって。
小さい頃は、どんな子だったか
行かなくなったことに、思い当たることはあるか
などを聞かれました。
この日は、まもなく冬休みが始まる日でした。
まずは、冬休み中は、ゆっくり好きなように過ごさせてあげてください。
学校がお休みだと、少しお子さんも安心するはずだから。
と言われました。
当時のワタシはこの時の言葉を、あまり理解していなかった気がします。
ゆっくり好きなように過ごしてる?
うん、ゲームもやってるし、起きてくるのも変な時間だし。
でも、本当は好きなように過ごしていなかったのかもしれません。
お風呂に入ったら?
ご飯食べなよ
ゲームあんまりやりすぎないようにね
教科書見ておくだけでも良いからね
好きなように、ってどこまでだったのだろう…
と振り返ると、こんな些細な言葉も、息子にとってはストレスだったかも。
この年のお正月は、なんだか気持ちが暗かったなぁ…
凝り固まり過ぎたワタシの気持ちが、そう思わせていたのかもしれません。
冬休みが終わっても、当然息子は学校に行きませんでした。
中3の長男は、受験シーズンに本格的に突入して行く3学期。
長男が、何事もないように普通に学校に行ってくれることは、ワタシにとって救いでした。
もう兄弟で会話することが無くなって、1ヶ月以上過ぎようとしていたある日の夕方、ワタシが帰宅すると台所に次男がいました。
ピーラーでジャガイモをむいていました。
後から帰宅した長男が
お、レアキャラがいる
と呟きました。
その言葉に、ワタシはちょっと笑ってしまったけど、次男はジャガイモをむき続けていました。
この話しは次に。
お読みいただき、ありがとうございました。
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