我が子の不登校 振り返ります #17
ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
中1の秋から、不登校引きこもりになった息子のことを振り返っています。
今から6年前のことです。
今日からその息子も、大学生になりました。
息子はエネルギー充電中。
引きこもっている期間、ワタシがそう思えるようになったのは、息子が引きこもりはじめてから、ずっと後になってからです。
ゲームと料理
昼夜逆転したり、しなかったりしながら、3学期も着々と過ぎて行きました。
相変わらず、ゲームゲームゲーム。
でも、もう黙って見守ることに。
せめて、ゲーム中くらい、楽しませてあげて良いんじゃないかな
スクールカウンセラーさんに言われた言葉。
月に2回、面談させてもらっていました。
ワタシが。
そうですよね、ゲームくらい好きにさせてあげないとね…
はぁ…
とはいえ、難しいですよ、なかなかね。
この頃にやっていたゲームは、フォートナイト。全然知らない人と、オンラインで繋がって、一緒にプレイしたりしていました。
ワタシには、さっぱりわからない世界だったけど、夢中になっている時は楽しそうだから、まぁ良いか…
でも、後から息子に聞いたら、ゲームなんて、本当は全然楽しくなかったらしく。
自分のことを責めて、苦しくて辛い時間をゲームは忘れさせてくれるだけだったと。
日々の過ごし方、ゲームの他に料理が加わりました。相変わらず、外には出ません。
気まぐれ料理は、だんだん凝ったものになっていきました。
ワタシも台所に一緒に立ち、洗い物したり、野菜切るのを手伝いましたが、基本はほとんど息子がやるように。
炒める料理から、煮る、揚げるに進化していき、ワタシは作ったこともない、トンカツまで揚げはじめました。台所は粉まみれ、油まみれになりましたが。
まぁ、気まぐれなので、期待してた夕ご飯の準備を、全部ワタシがやることも、もちろんありました。
卵を割ることさえ、ままならなかった息子が、包丁を使って、玉ねぎをみじん切りしている…
頑張ってるなぁ…
慣れない時は、2時間3時間かけて、夕ご飯の準備をすることも。
初めて作った餃子も、包み方も焼き方もメキメキ上手くなり、味もかなり美味しくて。
初めて、フライパンをひっくり返して焼けた餃子も、なかなかでした。
写真載せちゃいます。
家族が美味しいって言いながら、息子が作ってくれた料理を食べる、もうそれだけで良いんじゃない?
そんな風に、本当にココロの底から思える日が来たのは、まだまだ後になってからですが。
引きこもっていることに関しては、友達と交流もなくて寂しいな、と勝手に思っていました。
自分の部屋や、家の中に引きこもっていたとしても、少なくとも家が安心出来る場所、だからじゃないでしょうか?
だったら、活動するエネルギーが満タンになるまで、思い切り安心出来る場所にしてあげませんか?
誰かの言葉ですが、当時のワタシにはあまりピンと来なくて。
実際、家にいる息子の姿見ても、心配ばかりが募っていくだけでした。
部活での人間関係が拗れて、学校に行かなくなった、と思っていましたが、息子に対して、ワタシや夫の関わり方も、心を疲弊させていた原因でもあったんだな、と、この頃からやっと少しずつ気がついてきました。
小さい時を思い出すと、あぁ、そういえば…
という出来事もいくつか。
その話しはまた今度。
お読みいただき、ありがとうございました。
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