チャンスは掴めるときに全力で掴んでしまうのが良い。
今日はセンチメンタルな勢いで書きます。
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1年前の今日、このようなツイートをしていました。
『人生というのは小説よりも奇なりという』という言葉を強く実感した出来事でもありました。
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本題に入ります。
この人生、チャンスはどこに転がっているのかわかりません。いや、正確に言うならば、自分で気づいていないだけでチャンスはよく転がっているものです。
でも、多く場合はそのチャンスを掴むことはできません。その理由としては、以下の4つぐらいの項目が頭に浮かんできます。
① チャンス自体に気づかず通り過ぎた[阿呆]
② 掴もうとするタイミングが遅すぎた[優柔不断]
③ 掴んでも実力が足りずに零れ落ちた[実力不足]
④ 実はチャンスに見せかけた罠だった[不運]
だからこそ、掴めるときは「絶対に離してなるものか…!!!」と死にものぐるいになってでも全力で掴みにいく方が絶対に良いと思うんです。
「本当に掴んでいいのだろうか」と不安を抱えることも、
「この好機を活かせる自信がない」と自分を見失ってしまうことも、
「掴んでしまったらどうなってしまうのか」と疑心暗鬼に陥ることも、
まったく以ってする必要はない。
チャンスが目の前に訪れたときにすべきは『覚悟を持って決めること』だけ。
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1年前、僕が直面していた「まさか」という坂については、ピンときた方はいるでしょうか?
当時、この出来事を受けて書いた記事が『逆境こそ「人間力」が試される。』になります。
この記事の中で、当時の僕はこのように書き残していました。
長い生涯の中で「大きな分岐」となる出来事は多々あります。
学校卒業のような予め予定がわかっているものから、結婚や転職など自分の意志で決めなければいくらでも後回しにできるもの、そして、事故や出産のような突然訪れる岐路もあるでしょう。
今回は、「自分の意志で決めるもの」と「突然訪れるもの」に関することが、複数同時にやってきたような感じでした。
この当時、僕は鳥取駅前の商店街から少し路地を入ったあたりで[ホンバコ]という名のブックカフェを経営していました。まさかな事態に直面したのは、そのカフェの経営についてです。
突然訪れた大きな分岐は、信頼を寄せていた唯一のスタッフから送られてきた突然の離職願い。そして、自分の意志で決める大きな分岐は、ホンバコを今後も経営し続けるか否かの判断でした。
いま振り返ると、目の前は真っ白な状態だったように思います。記憶は脳が勝手に抹消してしまっているようなので、ツイートとブログに文字が残っていなければ当時の感情は永遠に思い出されなかったかもしれません。
自分自身としっかり向き合って、自分も周りも社会も、すべてがハッピーな結論を導き出せるか。そんな「人間力」的なものが試されているような気がしてます。
結果的に僕の導き出した結論は【ホンバコの閉店】でした。
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先の「チャンスは掴めるときに全力で掴むのが良い」と書いたツイートは、突然の離職を申し出てきたスタッフへの言葉だったりします。
料理人に憧れて飲食業の世界で生きてきた彼女の元に良いチャンスが巡ってきた。彼女はそのチャンスを全力で掴みにいってくれたんだと思います。本当のところの真意はわかりませんが、そう僕は信じています。
思い返すと、僕自身もホンバコを始められたのは、目の前に転がってきたチャンスを掴んだからでした。
大学院休学中の24歳。飲食経験はゼロ。全財産は1万円と82ドルと6万3000ドン。ヒッチハイクで全国をふらふらと巡る放浪者。
そんな僕の前にカフェを始められる機会が訪れてガブッと食いついた。それがホンバコ開業のきっかけです。
もちろんツラいことや苦しいことはたくさんありました。だけど、あのときに目の前を横切ったチャンスを取りにいったことで、僕の人生は間違いなくグッとドラマチックになった。
だから、だからこそ、実体験を込めて「チャンスは掴めるときに全力で掴むのが良い」と伝えたいし、全力でチャンスを掴みにいった彼女の人生をこれからも心の底から応援し続けたいなと思います。
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最後に。
今日のアイキャッチ画像ですが、みんなのフォトギャラリーから【赤いガーベラ】を検索して使わせてもらいました。
花言葉は、
「神秘の愛、前向き、限りなき挑戦」
です。前向きに限りなき挑戦をしている全ての人へ、エールを贈ります。
これからの人生が彩り多き日々になりますように。
僕もまだまだ頑張るよ。
では、またあした〜!
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>> やっぱり、一緒に働く人の「幸せ」を一番大事に考えたい。
>> 過去はもう変わらないけど、明日がある。
>> 自分とした小さな約束だけは凛として守り続ける。
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