個人の時代だからこそ感じる、何気ない雑談の重要性。
今日の午前中、WEB会議ツール「appear.in」を使って知人の相談に乗っていたときの気づきです。
その知人は副業としてプチ創業を検討しており、今日のメイン目的はその事業プランに対してのアドバイスをすることでした。
しかし、途中でこのような会話になりました。僕がリアルの場で知り合いから声をかけられ、少しの間だけ離席した直後のことです。
ぼく「ごめんよ、急に声をかけられて」
知人「全然いいよ。いま、どこにいるの?」
ぼく「熱海のシェア店舗(複数の飲食店が共同で同じ場所を使っている)の奥にあるコワーキングスペースだよ」
知人「なんかそうやって知り合いから自然に声をかけてもらえる環境って良いね」
ぼく「あ〜、確かにそうかも」
知人「こうやって一人で創業のことを考えているけど、何気ない会話をする相手がいないからちょっと孤独感があってさ。なんだか羨ましいよ」
この会話をしながら、改めて「何気ない雑談って重要だよな」と感じたので、今日はこのタイトルにしました。
そもそも自分で事業を興すとき(興した後も)ってめちゃ孤独なんですよね。全てのことを自分で決断しないといけないし、その結果も全部自分で受け止めないといけないから。
経験を積めばそれも楽しく感じてくるんですが、やっぱり最初からそのプレッシャーに耐えられる人ばかりじゃないんだろうなと。
そして、それは個人の時代の象徴としても取り上げられる フリーランス も同じだったりするはずで。
そんなときに本当に大事になるのが、何気ない雑談や会話をする時間だったりするんだと思うんです。しかも、その時間に膨大なヒントが隠されていることも多い。
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ちょうど今日の午後からは熱海の創業支援プログラム99℃に顔を出していました。このプログラムの最も優れたポイントは、分野や業種は違えど創業という同じ志を持つ仲間と定期的に顔を合わせて雑談を交わす時間にあるように思います。
事業プランの細かなところは自分で決めていかなければいけません。事業がスタートするかどうかも、その後に順調に推移するかどうかも、最終的な責任は自分が取るしかない。それは大前提中の大前提。
だから、考えているときの表情はみんな真剣そのものです。
だけど、ご飯を食べて、お酒を飲んで、何気ない雑談をする。そんな時間を共有する仲間がいるからこそ、笑顔な瞬間もたくさんあるんですよね。
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思い返せば、僕もブロガーとして活動を本格化させた昨年の春、人と会話する時間が極端に減ったことによる孤独感で鬱症状が出たことがありました。
ヒラギと実施していたフリーランス対談が終わり、本当に誰とも雑談をする時間がなくなった後のことでした。だからこそ、自分自身でもその重要性を実感していたりします。
(この定期対談は Googleドキュメント を使ってオンライン上のテキストベースで実施していたんですが、それでも雑談的な意味合いには十分だったんだと思います)
もしかしたら、今日の話にはピンとこない方もいるかもしれません。
でもきっと、個人で活動をする上で『何気ない雑談の重要性』は忘れない方がいいことなんだと感じます。
一見無駄な時間に見えて、本当はすごく大事な時間なんじゃないかなと。
ひとりで仕事をしていると忘れがちだけど、ひとりでも仕事ができるからこそ忘れずにいたいこと。それが何気ない雑談。
もし、この記事を読んだ方の中で「雑談相手がいなくて困ってる」という方がいれば連絡をください。たまに、オンラインで雑談をしましょう。
今日の記事は以上になります。記事の中に何かひとつでも気づきがあれば嬉しいです。
では、またあした〜!
熱海創業支援プログラム99℃に参加している方々の事業プランは、来週2月16日(土)に開催される「ATAMI2030会議ファイナル」にて公開プレゼンされます。興味がある方はぜひ会場でプレゼンを聞いてみてください。