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嘘みたいな本当の、結婚報告。

【注】エイプリルフールの嘘ではありません


突然の報告でビックリするかもしれないけれど、2021年3月に結婚した。

相手は、熱海での学生インターン時代の同期。
約8年前に出会い、約7年間の片想いを経て、交際11日で婚約。
気づけば僕の左手薬指には指輪が光ってる。

一番最初に婚約の旨を伝えた同期メンバーが発した第一声は「…って言うドッキリだよね?」だった。そして、元インターン先のボスからは「署名1000人分を集めてくるまで信じない」なんて言葉も飛んできた。

当然の反応だ。数年前まで「結婚は節税目的以外で絶対にしない」と語っていた奴が結婚するなんて、自分を客観視したらやっぱり驚きを隠せない。

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いや、正直に言おう。

結婚するならこの人しかあり得ない

この数年はずっとそう想いながら過ごしてた。
だから、予想外のスピードで進展したことには驚いているものの、結婚の決断自体にはそれほど戸惑いはないのが正直な気持ちだ。

過去記事の、『好きな人に好きな人がいることを幸せだと思えるようになると、人生はずいぶんと楽になる。』や、『『愛しい人を愛する』だけで人生は幸せなのだと思う。』での「好きな人」や「愛しい人」は、全部彼女のことを想いながら書いていたぐらいだから。

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コロナ禍で両家への挨拶はビデオ通話でしか出来ていないけど、婚姻届は無事に受理された。とは言え、基本的に生活スタイルは変わらない。ただ、住民票は彼女の住む小田原に、本籍はふたりの出会った熱海に変わった。

僕の生活拠点は相変わらず熱海のままだから、俗に言う『週末婚』のような形の夫婦生活になる。週末になると僕が小田原へと訪れる生活だ。

随筆『枕草子』が愛読書で平安文化を愛する彼女は、

「平安時代は夫婦で同居せずに夫が妻の家を訪れる【 通い婚 】が当たり前だったからいいんじゃない?」

って言っている。僕にはない視点をくれる、本当に素敵な妻だと思う。

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インターン同期同士で夫婦になることも、
約7年間の片想い相手と結ばれることも、
交際を始めたのが昨年の大晦日なことも、
同居せずに通い婚を選択していることも、
そもそも僕という人間が結婚することも、

どれも冗談みたいに聞こえるでしょ?
だけど全部が、嘘みたいな本当の話。


やっぱり人生は面白い


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 夫婦のほしいものリスト 

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というわけで、嘘みたいな本当の結婚報告は以上です。
結婚した岡田良寛も、末長くよろしくお願いします!!

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