社会人になってから勉強するなら、まずは「世界の宗教」を学ぶべし。
毎日1冊は読書をするようになって早4ヶ月が経ちます。自分の引き出しも増えてきて、半年前まで一切の関心もなかった分野ジャンルまで幅広く興味を抱くようになってきた実感があります。
そんな僕が、最初の時期に読んでおいて良かったと思うのが『世界5大宗教入門』という本です。世界94カ国で活躍した元外交官が「ビジネスマンが最低限知っておくべき世界の5大宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教・ヒンドゥー教)の基礎知識」をまとめて解説している本になります。
正直に言って、この本を読むまでの知識はめちゃくちゃ浅いものでした。
キリスト教の「カトリック」と「プロテスタント」はなんか主義主張が違っているんだろうな〜ぐらいの認識でしたし、イスラム教徒はみんな過激な思想を持った極論主義者なんだろうな、と思っていたぐらいです。それがこの一冊で一気にクリアになり、いろいろな物の見え方が変わってきました。
最大の変化は「歴史を宗教の流れで解析できるようになったこと」かなと。それまでただの暗記だと思っていた歴史も、宗教の遍歴と照らし合わせると非常にドラマチックな物語に感じられるようになり、覚えていなくても(もしくは知らなくても)推測ができるようになってきています。
また、各国の文化や言語、経済の動きなども、その裏には宗教的な思想が絡んでいることが多く、あらゆるジャンルの源流には「宗教」があるんだろうなと実感するようになりました。
日本が鎖国していた理由も、ワインが世界中で作られる経緯も、アメリカが超大国になった流れも、とにかくいろんなことの背景には「宗教」がある。
とりあえず、社会人になってから勉強をし直そうと思ったら、まずは「世界の宗教」を学ぶといいと思う。その全体像が掴めたら、他のどんなジャンルでも応用して考えるヒントになるから。
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というわけで、今日の記事は以上です。
今日は『休み方マネジメント』という書籍を読み始めました。なかなか良さそうな書籍なので、また読み終わったら感想をツイッターでシェアします。
では、またあした〜!
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