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話し上手に見えて実は“聞く力”? ワンネス感あふれるタモリ×さんま流コミュニケーション術
前回の「また一緒に仕事したい」と思わせる
指原莉乃さんのコミュ力の秘密が好評でしたので
芸能人のコミュ力を考察していきます。
まだ、前回の記事をご覧になっていない方は
ぜひご覧くださいね!!⇩⇩
■ 今日はタモリさんと明石家さんまさんについて
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タモリさんや明石家さんまさんが
常に人気司会者として活躍し続けるのは、
一見“話し上手”に見えつつも 実はものすごく
“聞き上手”だからなんですよね。
テレビやラジオでの掛け合いを観ていると、
「場をうまく回すテクニック」以上に
いろんなゲストの魅力を自然と引き出すための
深いコミュニケーション力を感じますよ。
[ 1. ゲストの話を“引き出す”姿勢 ]
◍タモリさんの場合…
トーク番組『タモリ倶楽部』や『ボキャブラ天国』
などで、タモリさんは前に出すぎないスタンスを
取ることが多いんですよ。
余計な相槌を挟まずに「あ、そうなんだ」とか
短い一言で反応することで、ゲストがどんどん話を
深めやすい空気を作っているんですね。
◍さんまさんの場合…
『さんまのまんま』や各種バラエティでも、
さんまさんはゲストが話を始めようとする瞬間を
一瞬で察知して、絶妙なタイミングで合いの手を
入れるのがうまいです。
さんまさんは“笑い”が得意な印象がありますけど
自分ばかり喋り倒しているわけではないんですよ。
ゲストが話した内容をパッと“おいしいネタ”に
変え、笑いを広げているんです。
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共通点:「ゲストの言葉をちゃんと聞いたうえで
本人さえ気づいていない面白さを引き出す」
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こういう姿勢があるからこそ、
「また一緒にトークしたい!」とゲストからも
視聴者からも思われるんですよね。
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[ 2. “あえて前に出ない”ことで、結果的に輝く ]
タモリさんは『笑っていいとも!』で
何十年も人気を保ち、
たくさんのタレントを迎えてきましたが、
番組の回し方は決して“ 自分中心 ”じゃないん
ですよ。
司会者だと「自分がしゃべらないと…」と
焦りがちなんですけど、タモリさんは
「まずゲストの言葉をしっかり引き出そう」
というスタンスで、じっと待ちます。
するとゲストが “自分の持ち味を十分に発揮できる
時間”を得られて、視聴者もそのやり取りを楽しめるんです。
最終的には「タモリさん、あまりしゃべらないのに
すごい存在感!」という評価に繋がっていますね。
さんまさんも似たようなところがありまして、
ゲストが面白い話題を出したら迷わず拾って、
笑いに変換していく。
時には「さんまさんがずっと喋ってる印象」に
見えることもありますけど、実際はゲストが
話しやすいようにしっかり仕掛けてるんですよね!
[ 3. “空気”を読むより“空気”を創る ]
◍タモリさん
• 独特の「ゆる〜い雰囲気」を番組で作って、
ゲストが自然体で話せるように誘導していくん
ですよね。
• 時には“静”に徹して見守り、時にはジョークや
ダジャレでクスッと笑わせて緊張をほどく。
「周りの状況」を見るんじゃなくて、
自分で「周りがリラックスできる場」を作ってる
感じです。
◍さんまさん
• さんまさんは真逆ともいえる「明るく騒がしい
空気」をパッと作るタイプ。
• 賑やかなトーンで一気にテンションを上げた
かと思えば、ゲストが言いたそうな時には
瞬時に話すスペースを与えるんです。
攻める/引くの切替えが素早いから、ゲストは
「さんまさんと話すとすごく盛上がるし
自分の言いたいことも言える!」
と感じるわけですよ。
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共通点:「場を読む」以上に「場を作っちゃう」
んだなと思います。ただしタモリさんはゆる〜く
さんまさんはにぎやかに、とスタイルが違うのが
面白いですよね。
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[4. “聞き上手”=愛あるコミュニケーション]
ゲストを傷つけない笑い
• さんまさんもタモリさんも、
ときどき“イジり”をしますけど、相手を根本から
否定するような形にはしませんよね。
「うわーそれダメじゃない?」じゃなくて、
「そこがおもろいねん!」みたいに
ゲストが 話しやすいツッコミに変えてくれるので
笑いのあとに嫌な空気が残らないんですよね。
• “ 自分のネタ ” を押し出さなくても大丈夫という
余裕。
焦る司会者は「自分の持ちネタを先にアピール
しないと…」となりがち。
※インスタやFacebook界隈の対談でもよく見かける
光景で「ああ、やっちゃってるなあ...笑」と多々
見受けられる。
でもタモリさんやさんまさんは、
「必要ならいつでも自分の番は作れる」
という感覚で、むしろゲストに焦点を当てる時間を
惜しまないんですよ。
だからゲストがキラキラ輝き、結果として
「司会者の人すごいね〜」と評価されちゃうわけ
なんですよね。
[5. ワンネス的な“家族感”を生み出す]
最終的に、この2人が作る番組には
「全員がひとつに繋がっている」ような雰囲気が
漂いますよね。
•タモリさんの番組だと、おうちのリビングで
くつろぐみたいに自然体でしゃべっている印象です。
•さんまさんの番組だと、まるで親戚や友だちが
集まってワイワイやっている宴会に参加している
ような楽しさがあります。
どちらにしてもゲストや視聴者が、
「ここなら自分も遠慮なく楽しめる」と感じる
“家族みたいな安心感”に包まれているんですよ。
だからこそ、何十年経っても彼らは
揺るぎない人気を保っているんです。
[6.コミュニケーションの真髄は" 聞き上手 "
である]
タモリさんもさんまさんも、何十年もの実績を
通じて「自分がグイグイ前に出なくても、
ゲストが楽しく話せる場を作れば大成功」
ってことを体現してきたんです。
そこには「相手を理解して、相手を安心させて
自然に話を引き出していく」という、
いわば愛のある聞き方がベースなんですよね。
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◤ まとめます ◢
1.タモリさん・さんまさんの人気の秘訣は、
実は“超・聞き上手”なところ。
2.静に寄り添うか、にぎやかにツッコむか…
スタイルは違っても、相手が気持ちよく
喋れるようフォローしてるんですよね。
3.だからこそ、ゲストや観客は家族みたいな
安心感を覚えて、「またこの番組で話したい!」
と感じるわけなんです。
4.最終的に「聞き上手」こそがコミュニケーション
の要。相手とワンネスで繋がる場を作っているのが
何十年経っても変わらず求められる理由なんですよ。
これは、僕が初の試みとしてスタートした
ことらぼ | Oneness Communication Labo
「ワンネスコミュニケーション研究所」
で目指していることです。
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最後までお読みいただき
ありがとうございました!
ワンネスコミュニケーター
言海祥太