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薬の副作用について
あらためて薬の効果とその副作用を実感しています。
半年ほど前から腰痛が悪化しました。一昨日、重い腰を上げ、大きな病院で検査を受け、薬を処方していただきました。おかげで痛みが半減しました。しかし、その副作用で倦怠感が強く、体だるいです。強い薬で神経をマヒさせて痛みを和らげている、そのかわり他のところにしわ寄せがきているということです。
障がいのある方の支援において、医療との連携は欠かせません。私も月に何度か精神科の通院に同行します。そこで支援者から聞いた利用者の近況を伝えます。その報告を聞いて担当医は薬を決めます。私たちの証言一つで利用者の薬の量が変ってしまいます。
精神科を受診している人の多くは、落ち着きがない、不安定、具体的には大きな声を出す、飛び跳ねる、他には不眠などがあります。伝えるときに気をつけなければいけないことは、その頻度や強弱が支援者の主観になってしまうことです。
ある支援者が「Aさんは落ち着きがない」と言うと、支援者みんなでAさんの落ち着かない場面を探します。するとAさんはどんどん落ち着かない人になってしまいます。それを担当医に伝えると薬が増えてしまいます。
落ち着きがないからということで処方された薬で、いつもボッーとしてしまいます。その方の良さが失われたり、ご本人に大きな負荷がかかります。
今回は自分の副作用から、薬について考えることができました。