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56歳前日の夜/生き生きとした50代の真ん中
家族が誕生日会を開いてくれました。明日が56歳の誕生日です。大学生の長女が夕飯を作り、高校生の次女がお菓子を焼いてくれました。それぞれ学校やバイトで忙しい中、日程を合わせてくれたようです。ありがとうございます。
私が若いころは、家族の誕生日なんてまったく考えていませんでした。自分のことばかりでした。私は、若いころからつい最近まで、自分のことが嫌いでした。嫌いな自分のことばかり考えていました。
自分が嫌いだったころ
私は、いつもベストな状態でいたいと思います。そのときそのとき、いつも満足した状態に持って行きます。しかし、あとから振り返ると物足りません。いつもベストになれない自分を責めていました。
何かを始めると夢中になります。少しでも良い物にしようと思います。しかし、周囲からは「なにもそこまで…」と言われます。「とことん」という言葉が好きです。いつもとことんやります。それでも納得がいきません。そんな自分が嫌いでした。
アドラー心理学との出会い
そんな自分を認めてくれる人に出会いました。アルフレッド・アドラーです。アドラー心理学を学んで、自分を認めることができました。アドラー心理学の技法にライフスタイル診断というのがあります。ライフスタイルとは、人生の目標です。自分がその集団に所属するための生き方です。
ライフスタイルは4つに分類されます。私のライフスタイルはDタイプです。Dタイプの解説を聞いたとき、私は、「このままでいいんだ」と自信を持ちました。また、同じDタイプの人に出会い、同じように生きていることを知りたいへん勇気づけられました。
アドラー心理学は向後先生の本がおすすめです。
Dタイプの最優先目標は、優秀でありたいということです。けして優秀ではありません。そうありたいと思っています。そのため常に現実との差で苦しんでいます。その差をうめるためにいつも何かに取り組んでいます。今は、そうしていることが一番幸せなんだと思っています。そう思えるようになったのが50歳の手前です。それから少し楽になりました。その分、新しいことも始めました。
生き生きとした50代の始まり
先日、noteのコメントにアドラー心理学との出会いについての質問をいただきました。出会いはあまり良い出会いではありません。周囲との対立の中で、どうして良いかわからず落ち込んでいるときに「嫌われる勇気」を読みました。最初は、人に嫌われてもいい、そんな生き方を求めてこの本を読みました。しかし、読み終えてみると自分を肯定されている気がして、アドラー心理学に夢中になりました。
ちょうど、アドラーがブームになり始めたころで、書店に行くとアドラー関連の本がたくさんありました。私は、「アドラー」とついている本を片っ端から買いそろえました。中には、動物の写真とアドラーの言葉が一緒になった本や、アドラーで商売繁盛、そんな本までありました。それでも読めば読むほどアドラーが近くなるような気がして読んでいました。その中で、私に一番しっくりきて最後に残ったのが向後千春先生の本でした。また、早稲田大学エクステンションセンター中野校で向後先生のアドラー講座があることを知り、それに参加して今にいたっています。
そのアドラー講座でライフスタイル診断を行い、Dタイプを知りました。そこから生き生きとした50代が始まりました。
連続投稿1000日まで、あと91日。