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食事介助をしてもらう
私が事務室にいるときは、「検食」という仕事があります。誰よりも早く食事ができる特権です。今日も検食をしていました。するといつもの彼がやってきて言いました。
「髙橋く~ん、食べさせてあげようか。」
そんな、そんな、食べさせていただくなんて…でも、結局、食べさせていただきました。食べさせていただくなんてなかなかない経験です。
写真の左側は今日のおかずのポトフのウインナーを口に入れてもらったところです。
利用者さんの食事介助は私たちの中では当たり前の仕事です。当たり前の仕事でも神経を使う仕事です。しかしそれ以上の食べさせられるというのも神経を使うということを実感した瞬間です。
彼は自分の食事が終わると、またまたやって来て、今度は私の似顔絵を描いてくれました。嬉しいんだけれど、仕事がしたい…。