2016年10月9日☆世界一周自転車冒険旅から帰国して5年記念日

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なんで地球がまあるいのか、僕は世界一周自転車旅をしたから知っている。

こんなとき、科学的根拠はいらない。
自分の幸せが地球の誰かと繋がっていることを知るためだ。
僕たち自転車旅人は、それを知っている。
そして、

「ひとりでできるのは自転車旅まで。それ以上のことは、僕たちはひとりではできない」

そのことも知っている。

マサイ族は今を生きる。だから未来を知らない。今を生きられないと悟った彼らは、死を選ぶ。
以前の僕は、マサイ族のようだった。
全ての人は、人を幸せにするために生きている。
ゴミ屋さんや、医者やホットドック屋さんや冒険家。
夢は長ければ長いほどいい。たくさん味わえるから。
草は枯れても腐らないように、僕たちは風雨にともされ傷ついても、出会った誰かのひとサシと笑顔の光で、また元気に顔を上げれる。
すべては自分の心の持ちよう。
そう、幸せに尺度はない。

帰国して5年。
他人の考える幸せを気にしなくなったところを考えると、僕は幸せだ。
幸せどころじゃないと言ってもいい。
好きなことを一緒にできる仲間がいて、両親がいて、そして家族ができた。
新しい命を僕に与えてくれた妻のことを考えると、やはり感謝しかない。
彼女のもたらしてくれた幸せは、やはり僕の人生紀最大の幸せだ。
僕は来世でも妻を見つけて、そして妻を選ぶ。
それが僕のこの5年間の最大の幸福論だ。

この5年間を支えてくれた両親、兄、仲間たち、家族に大感謝です。
そして出逢ってくださった方々、ありがとうございます。
5年後の2026年、これから出逢う方々、楽しみにしています。

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