きそだにマーケットに出店した妻(or Siesta Kichen)を見て思うこと

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「日本人は仕事の話しかできない。
なんの話をしていても、仕事の話に聞こえる。もっと家族や地球や愛について、広く深く長く話ができないの。
いつも平面的すぎて上っ面ばかりしか感じられない。
仕事以外の大事なことはないの?男として魅力ないわ。」

ある時、旅先のゲストハウスで出会ったコロンビアーナと、イスラエリーとアフリカンマアムと、タイニーズと、ヨーロピアンガールという、人種のるつぼでの会話。

日本刀のような切れ味のある言葉を返す事ができなかった。
少なくとも、日本を出る前に過ごしてきた僕の日本社会では、奥さんのことを子供よりも美言する人はいなかった。

「子供は愛のご褒美だけど、メインではないのよ」

特にコロンビアーナの彼女は、僕にそう言った。
夫と妻は、子供の両親であるけど、奴隷ではないのよ。

僕の妻が子育てをしながら頑張っている姿を見ると、彼女個人の人生を考ない訳にはいかない。
彼女は息子の母であるが、家族の奴隷ではない。
彼女には今も夢があり、希望や喜びがある。
それは一人の人間として、当然の権利であり、誰にも奪われるこもなく、与えられるでもなく、自ら勝ち取った“選択”である。
だから僕と息子は妻を生涯応援する。

きそだにマーケットで出会った方々、妻の料理を食べて喜んでくれて感謝です。
下伊那から来てくれた松尾さん、そして辰野町から来てくれたナルちゃん。
お二人の魂は本物です。
オマケの僕でしたが、そんな出会いや感嘆な言葉に嬉しくなって過ごせた1日でした。
主催者の方々、そして再会や出会った方々、感謝です。
そしてそして、妻さん、お疲れ様。
いつも家族を支えながらも、自分の輝きを見せてくれてありがとう。

「笑って生きてるか?愛はそこにあるのか?」

家族はいつも、心のそばにいます。
愛はここにあります。

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