「自分が選んだ道ならば、それはすべて正しい」Traffic lights are always green for you.
私は大人になった今でも、友達つくりは上手ではない。
それはこれから先も変わらなそうだ。
でも、そんなことは関係がない。
「君たちの居場所は、このグラバイキャンプの中にはあった」
そう、自転車冒険家が自信を持って子どもたちに言ったんだ。
それは自分自身に言う宣言のようでもあった。
「All rigths(大丈夫)」
そう、すべての信号機は君のために青だ。
必ず君のために合う友達、職場、そしてパートナーや家族はある。
2022年の夏は、とにかく“子供三昧”だった。
グラバイキャンプのキッズ編、セミアダルト編で2週間近くを一緒に子供たちと過ごした。
そしてその合間を見事にぬって長女の「夏輪」は産まれた。
夏のみんなの輪をつなぐように。
学生時代から自己嫌悪ばかりの自分は、世界一周自転車冒険をしたからと言って、自己嫌悪をしなくなった訳ではない。
自分勝手に好きなことを直進する自分は、むしろ以前よりも自己嫌悪する回数は増えたかもしれない。
そんなとき、ゆっくりと妻が息子と娘に向ける優しい横顔を見る。
「大丈夫、この居場所だけは絶対になくさないから」
自転車冒険旅を通した私は、以前よりも横を向くことが増えた。
隣の席の同級生をみて羨むのではなく、隣の席の初恋をみる。
そうだったんだね。
学生の頃から、誰かと自分を比べるより、大好きな人を見続ければよかったんだ。
Look up around you.
自分の道を進むのには、足元や道の先を見るのではなく、隣りにいる誰かをみること。
隣の誰かは、きっと君に生きるための感謝と意味を教えてくれる。
マリモさん、本当にいつもありがとう。
愛してます。
今日は息子と娘を抜きにして、感謝を伝えます。
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