[雑記]ビーズ大地に立つ!!と今日の一曲
皆さんは人をダメにするクッションを買ったことがあるだろうか?有名なメーカーのものではないが自分も買ったことがある。
座るのもくつろぐことも出来るクッションは座り心地がとてもよく、その名の通りダメ人間になりそうでお気に入りだった。
しかし、使い込むと中のビーズがヘタってくる。最初は座ると反発する力がしっかりあり椅子としても使えたのだが、長く使っていると座ると反発力は全くなく、座りこんだお尻を避けるように中のビーズが広がっていく。イメージは水の上で浮き輪にお尻を入れて浮かんでいるような感じである。
水の上だと優雅だが現実はフローリングの上。優雅なんてものではなく、お尻に硬い感覚を直で感じる。
ヘタっているままでは私までヘタってしまいそうなので、ビーズ補充をしてみることにした。
アマゾンで買ったものが届いて、これであの頃のクッションに戻るぞと軽い気持ちで始めたのだがこれがまあ難しい。
本家なら補充は簡単なのだろうか?自分が買ったクッションはチャックが二重になっていて二つ目のチャックを開けると補充が出来る仕組み。中のビーズは星の数ほど入っていて全部溢れてしまうと家の中が銀河系になってしまって大変なので二つ目のチャックは少しだけ開くようになっている。
そこに型紙でトイレットペーパーのような筒形を作り少しだけ開けたチャックに差し補充用のビーズを流し込むのだが、これが苦戦するなんてレベルではない。
ビーズはとても小さく静電気に繊細に反応してしまうから綺麗にクッションの中に流れて行かないのだ。しかし、補充用のビーズの入っている袋を傾けたが最後、もう行くも地獄、戻るも地獄である。
ん?上手くいっているのか?と傾けている補充用の袋を戻してみると静電気に惹かれ彗星の如く白いビーズが床にポロポロと落ちていくのだ。
白い彗星シャア・ビーズナブルである。
まだだ、まだたかが数粒こぼれただけだ!と負けを認めたくない自分はビーズ行きまーす!ともう一度袋を傾けた。
しかし、やはりビーズはスムーズには流れていかない。それどころか何度も傾けたりしていたからビーズがポロポロと床に落ちて体や服にも付いてもう気になって仕方がない。
このままでは部屋の中でビッグバンが起こり部屋の名前をホワイトビーズに変えざるをえない。そうなってしまえば片付け終わるまで一年戦争の始まりだ。
入らなければどうということはないし、認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを。