トップ2%の天才が使っている「人を操る」最強の心理術
感情脳と論理脳を使い分ける
サイコパススイッチをコントロールできるようになる
1.「なぜ?」と自分に問いかける
焦って感情脳が優位になりそうな時に、「なぜ?」と問いかけ論理脳の優位性を保つ
「なぜ?」で相手の気持ちに理解を示し、「どうやって?」で次のアクションにつなげる
2.リフレーミング
(刺激)→ (認知)→ (反応)
という一連の感情が発生するまでの流れの中で、(認知)の部分をコントロールする。
×(指摘される)→(嫌がらせされていると思う)→ (イラっとする)
○(指摘される)→ (プロ意識が高いと尊敬する)→ (見習うべき点が多い)、(自分のプロ意識が低かった)
【尊敬】という認知を使うことで、【反省】に繋げるなど
3.プライドを定義する
「For me プライド」と「For you プライド」を使い分ける。
「自分のため」のことが侵害されると感情的に反発してしまう。
「相手のため」のことが侵害されても、アドバイスを求めたり頼ったりすることができる。
4.「好き」を言語化する
日常で「いいな」と思った時に、自分に「なぜ、そう思ったのか」を問いかけて、論理脳のスイッチを入れて言語化する習慣をつける。
感じたことを言語化する習慣をつけることで、どんな感情が起きたときも言語化しようとするので、必ず論理脳スイッチが入り、感情に支配されなくなる。
5.マインドフルネス
今この瞬間に身を置く訓練を積むことで、感情脳、論理脳の容量を増やす
人を操る3つの基本原則
基本原則1:相手の一貫性を理解する
基本原則2:一貫性に基づくレスポンスを予測する
基本原則3 : 「論理+a」で相手の頭と心を説得する
①論者の人柄による説得
②聞き手の感情による説得
③内容の論理性による説得
一貫性は行動原理ともいえる、相手の発言や行動の根底にあるもの
人間は合理的ではない?→ 自分の持つ一貫性においては合理的
「なぜなぜ思考」で一貫性を特定する。ただ見るのではなく、観察する
金銭的報酬と精神的報酬を相手のタイプに応じて使い分ける
人を動かす時は、脳の象(感情)と象使い(理性)を説得する
人を説得するには、「論者の人柄」、「聞き手の感情」、「内容の論理性」
人柄は説得力に最も強力に寄与する。アイスブレイク、ヒアリングはだから大事。
聞き手の感情を動かすために、言葉に抑揚や身振り手振りをつけ、何度も繰り返し発言して単純接触効果を使う
飛躍していない話で、聞き手に納得感があるか
相手からYESを引き出す11の技術
1.相手を理解するから自分が理解される
話を聴いたら理解したことをを伝える。「つまり、〇〇ということですね」、「〇〇というアイディアは面白いですね」など
相手の話は遮らない
"Yes, but"ではなく、"Yes, and"で自分の意見へ導く
2. アイデンティティを肯定する(からアイディアを批判できる)
アイディアとアイデンティティを切り離すために、まず相手のアイデンティティ(相手が欠けた時間や努力)に感謝する。その際、相手がアイディアを出すために犠牲にしたであろうものに対して感謝を伝える
3. DTR法を使う
意味不明の結論から話し、相手の関心を惹きつける
突拍子もないアイディア→ 論理的思考 という流れで説明する
大事なのは、論理的思考を重ねた結論をもとに、相手の嫌いを裏切らないアイディアであること
4. 内発的説得(コミットメントと一貫性)を使う
相手にやるべき理由を伝えるよりも、起こさせたい行動をコミットするように仕向けることで、その通りに動いてくれる確率が格段に上がる
「私を信用してください」→ 「私を信用してくれますか?」
「御社にはこのサービスが必要です」→ 「実際、このサービスは御社にとって、必要ですか?不要ですか?」
「このウイルス対策だと危険です」→ 「ウイルス対策が脆弱だと、何かあったときの責任はどこに行きます?」
5.「メリット」と「デメリット」の両方を伝える
「デメリット」は指摘される前に先に潰してしまう
結果、論理的に美しいプレゼンや議論になる
両面提示することで信頼が高まる
「デメリット」→ 「メリット」の順で伝える
6.PNP法でネガティブな情報をポジティブな情報に変換する
ネガティブな情報を伝えるときは、ポジティブ(P)→ ネガティブ(N)→ ポジティブ(P)の順番に情報を伝える
7. 得るメリットよりも失うデメリットを強調する
同じ情報でも伝え方で印象が変わる。
何かを買う(得る)ことで享受できるというメリットよりも、何かを買わない(失う)ことで享受できないというデメリットの方が影響が大きいと人は感じる。
損失がある選択を許せない人は多い。
8. ユーモアは大事
普通の人とは違う視点を大事にする
協調性も大事
論理の前提を疑うクリティカルシンキングでも鍛えられる
遊びでも鍛えられる
人と会うことでも鍛えられる
新しい人に会い、新しい経験をすることで鍛えられる
9. 欲しい情報は与えてから、もらう
論理と感情。共感力が必要。(自分が)どう質問するか、(相手が)どうやったら言いたくなるか、(相手が)後から振り返って嫌な気分がしないか
返報性の法則を使う
秘密漏らさずに、個人的に持っている情報で相手から引き出したい情報と同等の価値があるものを探し出し与える
10. 接点を持つ(保つ)
単純接触 接触頻度を増やして好感を持ってもらう
相手にとって有益な、意味のある接触を心がける
11. 相手の三感にアプローチする名刺を持つ
①触覚 分厚く重いもの。価値があると錯覚する
②嗅覚 香りをつける。 記憶領域を刺激し思い出しやすくする。
③視覚 共通点になりそうなものを書く。 具体的で珍しい趣味、出身地など
ミラーリングは注意して使う。
→ バレる。違和感を感じる。
「話すペース」、「表情」、「姿勢」、「呼吸」、「口グセ」などあるが、
→ やるなら、「話すペース」と「表情」
話すスピードは思考のスピード。ペースを合わせると相手に自分が話していることが理解してもらいやすくなる。
表情を合わせると、相手の気持ちと同化して、共感しやすくなる。
呼吸もいいが、難しい。
会話中、話すと聴くの割合を[6:4]にすると魅力的に思われやすい。質問する→ 相手が答える→ 自分の考えを言う のパターンがいい。
相手より少し早口で話すと相手は集中して聞いてくれる。
→ 他のことを考える余裕がなくなる。
早口でわかりやすく話せるとより良い。
人望を集めるには、相手の自己重要感を高める。
・必ず名前を覚えておき、先に名前を呼ぶ
・前回話したことを覚えておく
・SNSにあげたことを話題に出す
・必ず目を見て話を聞く
・内面の良いところを褒める
・相槌を工夫する
・質問する
弱みを見せることは、親近感を持ってもらい、信頼関係を築くことにつながる。
→ 自分たちと同じ人間、身内なんだと「内集団」として認識してもらえる。壁が壊れる。
ピグマリオン効果で相手に期待する役割を演じてもらい、オペランところを効果で正しい行動を褒め、行動を定着させる
褒めるときはプロセスも褒める。
わかりやすいwhatだけでなく、その元となるwhyまで考えて褒める
→ 相手が正しく努力し、成長を早めるのに効果的
タスクを細分化し、できたことを増やし、自己肯定感を高める