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スタンフォード式最高の睡眠

今回は、西野精治(2017)『スタンフォード式最高の睡眠』サンマーク出版を独断と偏見でまとめます。

最初の90分で睡眠の質が決まる

朝起きたら体がだるい。十分な睡眠が取れていない。頭がスッキリしない。もっと寝たいけど時間がない。
皆さん、このような悩み、抱えてないでしょうか。

そんな皆さんに悲報です。
とある研究では、睡眠時間が6時間未満の人の認知活動は、酔っぱらっている時と同等であると結論付けしています。

つまり、十分な睡眠時間を確保できないと、パフォーマンスを最大化できないという事です。

そうは言っても、忙しい!十分な睡眠時間を確保できない!という人もいると思います。
今回は、そんな悩みを抱えている人に知ってもらいたい、解決策を紹介します。

それが、睡眠の質を上げる、特に最初の90分間の睡眠を最大化するというものです。
眠りには「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の2種類があり、それを繰り返しながら、私たちは眠っています。
その中で、最初の90分間は、睡眠全体で最も深い眠りです。

だからこそ、最初の90分でいかに深く眠るかでそれ以降の睡眠の質が決まります。

『スタンフォード式 最高の睡眠』P54より

では、最初の90分の睡眠の質を上げるにはどうするべきなのか。
その方法を寝る前と普段の生活(朝にやるべきこと)の2つに分けて西野氏は説明しています。

寝る前に大切な事は、皮膚温度と深部温度の差を縮めることです。
睡眠は体温と強く結びついています。入眠しやすい状態にするためには、皮膚温度を上げて熱放散し、深部体温を下げることが必要です。

具体的には、足湯をする事、室温を適切な温度に調整する事、就寝90分前に入浴を済ませる事があります。入浴時には体温が上がりますが、お風呂上りから90分程かけて体温が下がるため皮膚温度と深部温度の差を縮めるができます。

普段の生活で(朝起きてから)大切な事は、ベットから出たら、朝日を浴びて体内時計を調整する事、冷たい水で手を洗うことがあります。また
しっかりと咀嚼して朝食を取る事があります。

このように、睡眠時間を十分に確保できなくとも、最初の90分の睡眠を深くし、睡眠の質を高める事が大切です。

まとめ

今回は、西野精治(2017)『スタンフォード式最高の睡眠』サンマーク出版を独断と偏見でまとめました。

本書では、ここでは紹介しきれなかった方法がまだまだあります。
パフォーマンスを最大にするために、ぜひ一読してください。


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