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運は操れる

今回は、メンタリストDaigo(2018)『運は操れる』マキノ出版を独断と偏見でまとめます。

自分の行動次第で運を操る事ができる!

「あの人は運が良かったから偶然、成功できたんだ。」
「それに比べて、自分はいざという時にミスをしてしまう。運が悪い」

他人が成功している時には「あの人は運が良い!」と考え、
自分が失敗している時には「運が悪いだけだ!自分はついていない」
皆さんは、このような思考になっていないでしょうか?

更に言えば、その結果は本当に偶然によって起きたことなのでしょうか?
その人がたまたま、運が良かっただけなのでしょうか?

結論から言えば、自分の行動次第で運を操る事ができるとDaigo氏は言います。
運を味方に付け、幸運を掴み取る事も、
運に見放され、不幸になることも、自分の行動次第で決まります。

芸人さんをイメージしてください。
デビューから10年間、まったくテレビに出れなかった芸人さんが、
偶然、ある番組に出演したことがきっかけで、急ブレイクしたとしましょう。

デビューから10年間、バイトをしながらも一生懸命に芸磨き、チャンスを待っていたからこそ、その芸人さんはブレイクできたんだと皆さんは当たり前のように考えるでしょう。
番組に出演したのは、偶然が重なった結果かもしれませんが、
先輩に付き添って芸を見習う、ネタを書き続けるなどの努力があってこそ、チャンスを掴むことができたはずです。

これは、私たちにも当てはまります。
キャリアを変えるキーマンとの出会いや、人生の転換となったチャンスも、振り返ってみると、全ては本人の努力から始まったことです。

つまり、本人の行動次第で運を操ることができるのです。

では、運を手繰り寄せるにはどのような事が必要なのでしょうか?


運を操るには考え方、物事の見方、行動、習慣を変えることが必要です。
そのためには、三つのステップがあります。

第一に、不安に強くなる事です。
不安を遠ざけ、リラックスし冷静に自分の現状を分析する事が大切です。
そのために脳の仕組み上、ネガティブになりやすいというバイアスに気づく事が大切です。

第二に、試行回数を増やす事です。
人間の脳は、楽をする仕組みになっており、慣れたことを繰り返すと、集中力をつかさどる前頭葉が使われなくなります。
すると、新しい発見や気づきをが少なりなり、巡ってくるはずの運にも鈍感になってしまいます。

だからこそ、日々刺激や変化、成果を求めて行動する、考える、思考することが大切です。

第三に、気づく力を鍛えるです。
思考力を身に付けた後は、気づきの力を養うことが大切です。
運の良い人、運の悪い人を分けている最大のポイントは、目の前のチャンスに気づくか、気づかないかなと違いです。

気づきの力を養うには、街中を歩く際にもアンテナを張って観察する事、瞑想をする事、ワーキングメモリーを解放することが効果的と言われています。


上で見たように、運は自分の意識、思考、考え方、習慣、行動次第で操ることができるのです。

まとめ

今回は、メンタリストDaigo(2018)『運は操れる』マキノ出版を独断と偏見でまとめました。

誰もにチャンスがある世の中です。
そのチャンスを掴むのか、そのチャンスにすら気が付かないのか。
Daigo氏が言うように、自分の普段の意識や思考、行動の差で変わってくると思いました。
そのことを肝に銘じておきます。

また、今回は紹介しきれませんでしたが、
『運は操れる』では、他にも運を操る方法が書かれています。
ぜひ読んでみてください。


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