この2つさえあればプロだよ! 視野を広げながら、経験を積もう!
プロのシナリオライターってなーんだ?
ということで、
「プロとして仕事ができる」
とは何なのか考えてみる。
プロとアマチュアの差は微妙なものですよね。
誰でも簡単に作品を公開できる、
そんな現代では更に曖昧だ。
その中にある差は、2つ。
「視野」と「経験」である……と私は思います。
どんな考えを持ってその結論を言っているのか、
それを今から書いていきます!
早速やっていきましょう!
■私はいつプロになったんだろう?
私はフリーランスのシナリオライター!
その名も恒石涼平!
(名字は「つねいし」って読みます。本名です)
でも専門学校で学んだのは、
作編曲やレコーディング技術といった、
「音楽」のこと。
途中から物語を書く楽しさを知って、
知識もないのにシナリオ方向に進路を変更。
その結果、卒業から1年ほど、
ニートという名の就職活動だ!
1年の間にネット小説書いたり、
就活に応募するシナリオを書いたり、
もっぱらFPSゲームをして過ごしたのだ。
そして今はなき株式会社グリーンウッドに採用、
シナリオライターになりました。
……うーん、プロっていつになったんだ?
就職したらプロ?
デビュー作が発売されたらプロ?
それとも作品が評価されたらプロだろうか?
そんな疑問に、
「昔の私になくて今の私にあるもの」
を通して考えていきます。
■勉強の意味は、視野である。
会社で色々教えてもらうことで、
私は沢山の知識を身につけた。
そのお陰もあってフリーランスになれたんだけど……
就職する前と、こうしてフリーランスの今。
一体何が変わったのだろうか?
ちなみに、
同じことは実家に住んでいることくらいだ。
(就職してる時は東京にいた)
……まあそれは置いておいて、
何を学んだのかなーと考えてみた。
新ためて考えると、知識という面で考えれば、
結局のところ変わったのは3つだけなのだ。
1 どう書けば面白いのか
2 伝える情報の取捨選択をする基準
3 人を納得させる方法
それぞれの詳しい解説はしない。
するとしたらまた別の記事で。(覚えてたら)
大切なのは知識を得るという行為の結果。
学んだことを活かすとはよく言いますが、
結局の所、何が変化しているのか。
ということだ。
知識を得ることの意味は……
ずばり「視野を広げること」だと私は思います。
どう考えればいいのかが分かる。
どうすればいいのかが分かる。
足し算を知らねば、1+1の考え方が分からない。
人は手段や思考の方法が見えなければ、
考えることもままならない。
そんなどうすればいいかが分かるということを、
私は「視野が広がる」と題しました。
これまで見えなかったものを見る為に、
私たちは知識を得るのです。
■視野を広げる方法は、いくらでもある。
そしてそのような知識は、
現代において無料で簡単に手に入るものです。
私がこうして書いてるnoteだったり、
Youtubeや他のブログだったり。
調べるだけで情報を得られるいい時代。
というか私もそういった知識を求める人に向けて、
シナリオ・小説の思考法というのを記事にしてる。
だから極論を言うと……
現代では視野を広げるために、
就職したり師事する必要はほとんどない。
まあ会社にいる方が、
人に教えてもらうことが容易だけども。
……そこは教育体制が整っていればの話かな。
■経験は、仕事をしながら得よう。
視野が広げることは第一。
だけどもう一つ大事なことがある。
それが「経験」だ。
ゲームをやってみれば分かるが、
基本的にはプレイしてる時間が長い方が強い。
ある程度上手くなったら、
差があんまり見えなくなってくるけどね。
でも、
経験ってのは結局現場でしか得られないもの。
こういう所を考えると、
会社に所属するってのは強いんだよね。
自分から動かなくても機会がやって来るから。
一番楽にチャンスを得られるのは、
シナリオ関係の部署に就職することだと思います。
でも就職ってのはいつだって椅子取りゲーム。
他の事情をはね除けて、
自分の実力だけで就職するには、
天才的な能力と大きな実績が必要になる。
まあ無理だぬ。
でも現代では経験を得やすかったりする。
アウトソーシングがいっぱいあるし、
あとYoutubeの漫画動画に限れば、
シナリオを募集してる所がいっぱいある。
いや、後者はそんなにオススメしないけどね。
ディレクションが運任せすぎるし……
(あと単価が死んでる)
一番いいのは仕事として、
お金を得ながら経験を得ていくことだけど……
それが難しいなら、
ネット小説かフリーゲームを作って、
実績と経験を平行作成するのがオススメです。
イラストレーターには、
作品がSNS映えするというメリットがありつつ、
母数が多すぎるというデメリットがある。
ならシナリオライターはどうすればいいのか?
小説形式で、
ネット小説サイトのランキング入りを目指す。
ノベルゲーム形式で、
ティラノフェスとかで賞を目指す。
こうした行動をするだけで経験になるからね。
(分析と思考が物を言うが)
何ならパソコン持ってなくても、
シナリオの経験を得ることは可能なのだ。
■おわりにまとめ!!
今日話したのは、
昔の自分と、プロになった自分の違い。
そこからプロになる方法をまとめる。
論理だけ話すと簡単だ。
書き方、考え方を調べて、視野を広げる。
知識を得たら自分で物語を作ってみる。
短編でいいから、ゲームを作ってみる。
メールや登録やらして外注案件を受けるor
シナリオライターでの就職をする。
大体この路線で進めば、
プロになれるんじゃないかな。
プロになりたい人よ!
ある程度文章の基礎技術を得たら、
いきなり外注案件に応募しちゃいな!
経験なんて実戦で積んじまえばいいのさ。
最低限のコミュニケーション能力と、
常識は持ってないといけないが。
外注は社員じゃない。
つまり使えない人を使う必要がない。
だから一度失敗したら二度と案件を貰えない……
ように思えるだろうけど、意外と貰えたりする。
技術もそりゃ大事だが、
仕事のしやすさという面も大事だからね。
しっかりとコミュニケーションを取って、
相手がどうしてほしいのかを汲み取る。
そしてやる気を見せて仕事していく。
人って思っているよりも情で生きてるのだ。
(人によります)
あとは自分から、
「仕事がないか」とアクションを起こせば、
外注を継続してもらうことは不可能じゃない。
実際色んなゲームをやってみれば、
貴方も分かると思うけど……
シナリオの技術面って、
そこまでクオリティ高い訳じゃないからな。
(どの口が言うのか)
ん? コミュニケーションの取り方が分からない?
コミュニケーションについて調べて、
視野を広げてください。
あとは実戦だオラァ!!
■おわりに。
簡単にまとめてみたけど、
いつかこのテーマはもっと深めたいですね。
「未経験からシナリオライターになる方法」
みたいな感じで。
同人誌にして即売会に持っていくのもアリかも。
できればその時は、色んな会社さんに話を聞いて、
何が求められているのかは根拠付けしておきたい。
今回はあくまでも自分の場合だからね。
まあ、シナリオライターに興味のある人は、
とりあえず知識を調べて視野を広げてみてくれい。
ほぼ毎日更新で、
シナリオ・小説における思考法を記事にしてます。
下のリンクにまとめてるので是非読んでみてね。
(気付いたら60記事突破してました)
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では、また次回お会いしましょう。
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