超初心者のUE5学習メモ-7-:アクタの種類を知ろう(中)
4回目のワクチン打ちました、恒石涼平です。副作用で発熱しました。
さて今日は引き続き「Unreal Engine 5」の勉強をしていきます。前回から学んでいる「アクタ」の種類について見ていきましょう!
《今日学ぶところ!》
基本
ライト
形状
シネマティック
ビジュアルエフェクト
ボリューム
コンテンツの追加から作ることが出来る主なアクタの3つ目、「形状」から見ていきます。
《形状のアクタ》
まず始めにUE5上では「形状」と日本語訳されたカテゴリなんだけども、公式ドキュメントを見ると「スタティック メッシュ アクタ」と称されています。どっちやねん。
ちょっとややこしくなりそうなので、この記事では「スタティックメッシュ」という名前で進めていきます。ということで……そりゃ!
《スタティックメッシュ(形状)アクタ》
◆Cube
まずは「キューブ」のアクタ。立体の四角形である。
このスタティックメッシュ アクタというカテゴリは、シンプルな形のオブジェクトを設置できるみたい。マップを作るためにオブジェクトを配置していく時に使えるのかな。
しっかりとマップを作り込むならBlenderとかの3D制作ソフトを使って一つひとつオブジェクトを作る方がいいと思うけど、大まかな形から作っていく初期段階(いわゆるプロトタイプ)には重宝しそうです。
そして主なスタティックメッシュは他にも……
◆Sphere
スフィア、日本語で言うと「玉・球」です。設定を弄れば坂道で転がっていく球を作れます。
◆Cylinder
シリンダー、こちらは「円柱」。柱とか棒とか作れそうですね。
◆Cone
コーン、「円錐」ですね。やしろあずきさんでお馴染み三角コーンとか、アイスクリームとかのコーンとかと同じ意味。
◆Plane
プレーン、見づらいけど「平面」です。
Planeって単語は飛行機の意味もあるけど、面って意味もあるらしい。全然ちゃうやん……
以上、デフォルトの「スタティックメッシュ(形状)」5種類でした。
ある程度理解が進んだら、まずこのアクタを使ってマップを作ってみたいね。
《シネマティック アクタ》
お次はシネマティック。意味合いは「映画に関するもの」らしい。
今回の場合は「カメラ系」のアクタが属しているみたいです。こちらの4種類も見ていきましょう。
◆CineCameraActor
「Cine」はシネマの短縮形だそうです。つまり「映画のカメラ アクタ」である。
フィルムやレンズとかの調整をすることで映画のような映像を作ることが出来るらしい。ゲーム中のムービーとかもこれで作るんだろうか……? まだ分からん。
◆CameraRig_Crane
すんごい砲台みたいなの出てきました。こいつは「カメラリグ クレーン」で、実際の撮影現場とかで使われるカメラのクレーンを再現できるらしい。
さっきのカメラそのものを動かすことも出来ると思うけど、より映画っぽい動きとかが出来るんだと思われる。
◆CameraRig_Rail
こっちは「カメラリグ レール」。さっきのクレーンは三次元的な動きができて、こっちのレールは地面に沿った動きを再現できるみたい。
◆LevelSequenceActor
この映画撮る時にカッチンするやつが「レベルシーケンスアクタ」です。
シーケンスってのは「順序」とか「1つのシーンのまとまり」とかを示すらしい。これは一言で表せば「ムービーを構成するファイル」みたいな感じかな。
時間軸に沿って、カメラや他のアクタの動きを設定して、1つのムービーを作ることが出来る……みたい。多分。メイビー。
以上、カメラとカメラを動かす装置と、ムービーの構成。その4種類がこの「シネマティック」アクタにありました。
《ビジュアルエフェクト アクタ》
ビジュアルエフェクト、つまりは「見た目の効果」。
マップや映像に効果を付けて、リアルにしたり雰囲気を変えたりとできるみたいです。記事の最後にこちらを見ていきましょう!
◆PostProcessVolume
「ポストプロセス ボリューム」。ポストプロセスとは「行程の後に行うこと」を表わします。
今回の場合だとマップやオブジェクトなどを表示・処理した後に……とかだと思う。「ゲーム画面に表示する手前」くらいの行程で行う感じ。
んでそのポストプロセスに何をするのかと言うと色々である。カメラのレンズっぽくする処理を施したり、色合いを調整したりと全体的なエフェクトを行えるそうです。
ドキュメントにまとめられてるので、また後々に勉強していこう。
◆SkyAtmosphere
「スカイ アトモスフィア」。スカイは「空」、アトモスフィアは「大気・空気、雰囲気」とかいう意味なんだけど、今回の場合は「空や大気を設定する」という機能。
現実では気温や湿度、季節や時間によって空の雰囲気って変わりますよね。そういうのをこれで演出するみたいです。
◆Volumetric Cloud
「ボリューメトリック クラウド」、日本語に訳すと「雲の容積測定」。意味が分からん。
もっと分かりやすくすると「雲のモデリング設定」という感じ。
さっきのが空で、こっちは雲を作る機能です。雲によって季節感や天気が変わったりするからね、そういうのを設定できるみたい。
◆ExponentialHeightFog
「エクスポネンシャル ハイ フォグ」。うん、もう訳分からんけど簡単に言えば「霧を作る機能」だ。
一部分だけ霧を作ることもできるし、全体的に霧を作ることで雰囲気を作ったりとできるみたい。よく分からんが色々と機能あるみたいなので後に理解しよう。
◆SphereReflectionCapture
「スフィア リフレクション キャプチャ」。球体状の「反射で映るもの」を取得するアクタです。
……うん、分からん。色々調べたけど地味に使い方が分からん。
これを活用すると事前に反射で映る画像を取れるので、リアルタイムで反射を映すより軽量になるらしい。ただ動いている物体は映せないらしいので、その点だけ覚えておこう。
◆BoxReflectionCapture
「ボックス リフレクション キャプチャ」、さっきの四角形版です。
球状に反射するのではなく、ボックス(四角形状)に反射する……ということだろうか。後に色々試して調べてみよう。
◆PlanarReflection
「プレンナー リフレクション」、直訳で「平面の反射」である。
球体、ボックスときて最後に「平面」な訳だけど……引き続きよく分からんです。こいつもまたいつか学ぼう……
◆DecalActor
「デカール」。日本語で言うと「転写シート」。プラモに付いてるやつ。
ピタッとシールを貼るみたいに、画像をオブジェクトへ貼り付けることができるらしい。スプラトゥーンのインクみたいに後から貼り付けられそうだね。
以上、デフォルトの「ビジュアルエフェクト」アクタは7種類でした。
《今日の学習まとめ》
「スタティック」メッシュ(形状)アクタは、シンプルなオブジェクトを配置できる
デフォルトのスタティックメッシュには「キューブ」「球体」「円柱」「円錐」「平面」の5つがある
「シネマティック」アクタは、ムービーを制作するためのカメラとシーケンスが配置できる
デフォルトのシネマティックには「カメラ」「カメラクレーン」「カメラレール」「シークエンス」の4つがある
「ビジュアルエフェクト」アクタは、空気感や雰囲気など見た目に影響を与えることができる
デフォルトのビジュアルエフェクトには「ポストプロセス」「空」「雲」「球体反射」「ボックス反射」「平面反射」「デカール」の7つがある
今回も分からない部分が多かったけれど、少しずつ理解が深まってきてる気がしなくもないです。
アクタのカテゴリはあと1つなんだけど、最後の項目「ボリューム」だけでも20個以上あるんだよね……頑張ります。
そいじゃ次回もよろしくお願いします!