note 始めました。
こんにちは。都了中と申します。一中節(いっちゅうぶし)という日本の伝統芸能をしております。
一中節は江戸時代に始まった三味線音楽の一つです。僕は浄瑠璃方(じょうるりかた)といいまして、三味線と共に物語を語る(歌う)役割をしております。
現代では一中節はあまり知られていない音楽ですが、江戸時代のある時期には一中節の稽古本が無い家はないと言われたほど江戸中の人々が稽古をして一中節を楽しんでいました。
noteでは一中節の魅力や、稽古や舞台においての経験、日々感じることなどを発信していきたいと思っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
都了中
一中節とは https://note.com/ryochu/n/n236b9b5914bd
一中節を音声でご紹介しています。
水面に映る光の揺らぎ https://note.com/ryochu/n/n8c6698a3b245
月から宇治へ https://note.com/ryochu/n/n2e5601f3aac2
春の日の静寂 https://note.com/ryochu/n/n62d6744cffa0
PROFILE
都了中 Ryochu Miyako 一中節 都派 家元
幼少の頃より、日本の伝統音楽である一中節を父、及び先代都一中について稽古を始める。1997年都了中の名を許される。声楽を芹沢文子、長唄を芳村金秀に師事。2002年 福井県武生国際音楽祭に招待をされる。2006年9月~2007年3月 ACC(Asian Cultural Council)のフェローシッププログラムにてニューヨークに滞在し研修を行う。2009年より定期的に自身の演奏会「都了中の会」を主催。
2015年 国立劇場主催「明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会」に選出される。
2019年 一中節 都派 家元を継承。
演奏会・舞踊会に於いて浄瑠璃方を務め、海外では(ベルリン・ニューヨーク・サンクトペテルブルク・上海など)での公演に出演。演奏活動の他 浄瑠璃指導、講演、その他 スタジオジブリ映画「千と千尋の神隠し」イメージアルバム(CD)に歌で参加など幅広い活動を精力的に行っている。CD「RYOCHU」