「振り回される」に値するか?
キャリアレシピ第6回のメインスピーカーは依田まみさん!
テーマは「振り回されない」でした。
******依田さんのエピソード*******
アナリスト時代に出会った気分のアップダウンが激しい上司。機嫌が良いときはテンションが高くてみんなを食事に連れてってくれるくらいだが、機嫌が悪い時は部下と一切口をきいてくれなかった。そのため、周りの同僚はメンタルやられたりして辞めていったが、自分一人だけ残った。
なぜ自分だけ(この上司の下で)続けられたのだろう?と思った。
実はその時「上司が私に口を聞いても聞かなくても、私は上司に自分が書いたレポートを提出する」と決めた。上司がどんな態度をとろうとも、「自分の態度は変えない」と決めた。(上司は口をきいてくれなかったけど、メールでのフィードバックがなかったことはなかった)
なぜそのように決めたのかというと、その上司の経験や知識は自分が成長するために必要だと思ったから。
その時は気づかなかったが、自分のなかでロジックがあったことに気づいた。その時に自分に問いかけた質問は「そもそも、相手は<振り回される>に値するか?」ということ。もし、自分のエネルギーを使うのに値するのであれば、そもそも他人の感情は変えられないので、状況が変わるのを待つが、そもそも自分のエネルギーを使う価値がないのであれば、相手やその環境から移動する決断をすること。
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まみさんはこのように、ご自分の経験を通して、非常にわかりやすいロジック(=レシピ)を共有してくれました。
「貴重な自分の時間や労力をそこまでして、本当にそこに注ぎたいか?」を考える事って大事ですよね。
私自身も、前職を辞めた時に、同じような問いを持って考えました。そしたら、自ずと方向性が決まったんです。
もし、いまの環境や場所に疑問を持っていたら、ぜひ問いを持って考えてみてください。あなたの人生はあなたしか決められないとても大事なものですから。
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