お散歩に私が付き添ったのか、ウォーキングに子どもがついてきたのか
連休の最終日、ランチのあと。
「食べすきたー、ウォーキング行こうかな」と私が小声でつぶやいたのを
しっかりキャッチした子ども。
外に出ると、台風の影響でぐゎんと蒸し暑く、秋とは思えない空気に身を包まれた。
1人のウォーキングだったら、この時点でやっぱりやめた、と家に戻る可能性が高かったが、隣にお散歩に行く気満々の子どもがいる。
いつもと同じ道ではつまらないな…と思い、森のある方へ歩いてみた。
車でこの脇道に入ることはないので、歩いてここを通ったのはたぶん
自分が小学生のころ以来じゃないだろうか。
分譲地を右手に見ながら坂を上ると、ジブリにでてきそうな森の入り口。
急坂すぎて、先が見通せないのに、その先が見たいと言ってぐんぐん歩いていく。
踏切の目の前を特急列車が通過した。
遮断機が上がってから、線路の上に立ち止まって、右から左、トンネルの向こうまで続く線路を眺める。
「まっすぐだねぇ。」
「ほんとだねぇ。」
車も人もほとんど通らないここは、絶好の電車&線路ビュースポットだ。
木々に覆われた坂道はまだまだ続く。
電車も見たし、引き返してもいいかな…と思っていた私と
坂の上まで行ってみたい子ども。
私のなかの子どもも坂の上はどこに繋がっているのか?気になっているようだ。
丘の上に煙突のある素敵な家が見えて、そこからは一気にその家の横までたどり着いた。
きた道をふり返ると、のどかな田園風景と川が見えた。
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