適応障害になった

自分は今6月中旬から約2カ月、適応障害で在学中の大学院を休学しています。精神的に安定してきたので症状や今思うことなどを残しておこうと思います。


まず適応障害の症状についてです。
まずいかも、と思ったのは6月初めにあった担当教員とのミーティングでした。そこで自分の研究の取り組み方について軽くお叱りを受けました。先生のおっしゃることはごもっともだったのですが、それが終わってからいつもと違うような不安感がずっと残る感覚がありました。
学校のカウンセリングも利用しましたがあまり合わず、ずっとモヤモヤとした気分のまま過ごしていました。

6月の中旬、季節の変わり目であるからか発熱を伴う体調不調になりました。今までもメンタルの調子が優れないと体調を崩すことはあったので、いつものやつだ、休めってことなんだろうと思い数日家で休養していました。

違和感を覚えたのは熱も下がりだいぶ動けるようになりスーパーに行った時でした。ほとんど丸一日何も食べていない状況で、お腹もなっていました。「こういうときはついつい買いすぎてしまうから気を付けないとな」と思いながらスーパーを一周してレジに向かおうとしたとき、カゴに何も入っていないことに気が付きました。
おかしい。こんなことあるはずないと思いもう一周してもどの食べ物にも手が伸びません。初めての経験でした。

そこではとりあえず口に入りやすそうなゼリー飲料などを買い、家に戻りました。しかしそれから数日経って何度スーパーに行っても食べ物がカゴに入りませんでした。また、試しに好きな肉や寿司を食べてみましたが、味がしない。正確にいうと味は感じますがおいしいと思わない。

何かがおかしい。体は元気なのに。ネットで「お腹は空くけど食欲がない」と検索すると「うつ」「適応障害」といった文字が。精神疾患なのかもなとそこで気が付きました。

そこから実家に帰りしばらく休もうと思ったのですが、今度は睡眠がうまくとれなくなりました。入眠に時間がかかり3時4時まで起きている、またそれでも途中で起きる、などです。
睡眠不足に伴って、精神的にも落ち着かなくなり親にイライラしてしまうことも増えました。


そこで7月初旬やっと精神科を受診することができ、そこで適応障害と診断されました。
今まで睡眠薬などの薬を使い精神的には安定した日々を送っています。ただ食事に関しては改善がみられません。

症状が治まるまではとにかく休もうと思い、休学の判断をしました。今は実家で休養中です。休むことへの罪悪感などはだいぶ薄れてきましたが、本当に治るのか、このままずっと食事を楽しめないのではないか、なんてことはどうしても考えてしまいます。
それでも今できることは休むことだけで、両親の協力もあるのでできるだけのんびりしていようと思います。


このようになった経緯などはまた気が向いたら書こうかなと思っています。同じような境遇の方など、少しでも誰かの力になれれば幸いです。



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