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【カフネ】全俺が泣いた最高傑作!読書感想#18

今、まだ途中ですが気持ちを綴らせてください。

今回初めて読み進めながらnote書いてます。めっちゃおもしろい。ヤバい、これは現段階で一位にランクインするかも。何度も泣きそうになった。悲しさや哀れみではない、嬉しくて。
カフェで読んでいるのだが、止まらない。そして、影響を受けおかわりのソイラテとともにクッキーも買ってしまっている。

と、読み進めているとすぐに衝撃の事実が発覚。ただの感動ほっこり小説じゃなかった…。それだけでも十分面白かったのに…。凄い。ただでさえ皆無な語彙力が更に失われています。完全に物語に入り込んでいる、没入感。

と、読み終わりました。。
これは凄い…。なんなんだ…。本屋大賞ランキングというよりこれまで読んできた本の中でも1.2位を争うかもしれない。自分には今小さい子供がいて、愛情について考える機会が多く、この物語に近い距離にいるから共感ができている。そのせいもあるかもしれない。
しかし、これは全世界の人に読んでもらいたいし。強く読むことを推奨します。

ストーリーは、溺愛していた弟を亡くした薫子とその弟の元恋人せつなが亡き弟の残した遺言状でひょんな出会いを果たす。そして、薫子はせつなのホームヘルパーを手伝い始めることから始まる。

弟の死は、検視の結果では自殺ではなく原因不明の急死。しかし、どこかで薫子とせつなは自死の可能性を拭えない。
薫子はホームヘルパーのボランティア活動の手伝いをする中で、弟の親友と再会する。そこで、実は弟は同性愛者でせつなは恋人のフリをしていたことが判明する。また、弟は製薬会社の研究員として働いており、その製薬会社で研究中の動物用安楽死の薬剤が盗難されていたことがわかる。
また、その後せつなの生い立ちも判明して、せつなは幼少期に母親が失踪し、父親と暮らしていた。その父親はせつなを愛していたが、ある日自死する。さらに、せつなは慢性骨髄性白血病を患っており、病気と闘いながら、仕事をしていた。
最終的に、弟は自死ではないことが判明し、薫子はせつなとパートナーシップ契約を進めたいと申し出る。
せつなは当然拒否するが、最終的には愛しい人の頭を撫でてる仕草をお互いにして物語は終わる。

こう書くと、感じたものが違う気がするがだいたいこんかストーリー。ストーリーではなく、登場人物の考えだったり、そこに至った生い立ちが素晴らしく表現されていて、何度も泣きそうになりました。

本屋大賞個人ランキングはもちろんダントツ一位です!かなり大賞の可能性が高い気がします!あと5冊。この作品を超える本はあるのか!次は死んだ山田と教室です!
では!

一位 カフネ
二位 禁忌の子
三位 成瀬は信じた道をいく
四位 生殖記
ランク外 人魚が逃げた

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