マイルを使って北海道まで飛んだお話 #10-2 新千歳空港の外柵にて
前回の記事
前回は、トクたびマイルで冬の北海道旅行の最終日、千歳基地から離陸するF-15を撮影したお話でした。
旅客機もとことん楽しむ
前回、千歳基地の撮影に「南千歳駅近辺」を選びましたが、これは新千歳空港の離陸機の撮影も考えていたためです。
もし戦闘機が離陸しなくても、すぐに他の撮影場所に移動できますし。
また、この日はお目当ての機体もありました。
結果はと言えば、さすがは日本の北の玄関口。
むしろこちらのほうがメインではないかというくらいの「雪レフ」上がりを楽しめました。
JALの新鋭機「エアバス A350 XWB」が上がりました。
国内路線では長距離の「羽田-新千歳」を担当することの多い同機、ウイングレットの塗装のグラデーションが綺麗です。
すっかりお馴染みとなった「ボーイング787」、この日も元気に飛んでいました。
まだ頭の中では「新しい機材」と思ってしまいますが、いつの間にか導入から10年以上経っています。
レイクドウイングチップが特徴的ですね。
国際線、アシアナ系の韓国LCC「エアプサン」の「エアバス A321neo」です。
A321といえばウイングチップフェンスでしたが、neoになってからは大きな「シャークレット」に装備が変わっています。
こちらは同じ「A321neo」でも、日本のLCC「ピーチ」の機材。
塗装が変わるだけでも、雰囲気がガラッと変わりますね。
新千歳からは国際線を飛ばしていないので、国内線です。
「エアアジア」しか書いていませんが、こちらはタイのエアアジア子会社「タイ エアアジア X」の機材。
小さめのウイングレットが特徴の従来型「A330」です。
新型の「A330neo」はまだまだ導入が始まったばかりのため、しばらくは従来型の「A330」も普通に見られるかと思います。
「ジェットスタージャパン」の「JA01JJ」です。
同社の機材は従来型「A320」でも新しめの機材ではシャークレット装備が多いため、標準のウイングチップフェンス装備機は少なかったりします。
その中でも「JA01JJ」は導入1号機、後から見返すとこの日の2番目の目玉機でした。
尾翼のトラ模様が特徴的な、「タイガーエア台湾」の「A320neo」。
実は本家シンガポールの「タイガーエア」は「Scoot」になって既に無く、現在はチャイナエアライン傘下となっているとのこと。
おなじみ「北海道の翼」こと「エアドゥ」です。
機材はウイングレットの無い「ボーイング 767-300ER」。元ANAの機材ですね。
新千歳路線の767で「ロコンジェット(JA607A)」が来るかと期待しましたが、残念ながらこの日は通常塗装でした。
こちらは韓国のLCC「ジンエアー」の「ボーイング 777-200ER」。
大韓航空系列で、機材も元大韓航空機です。
国内線・国際線とも787の運航が多くなって、777自体をあまり見なくなってきました。
静岡ベースのリージョナル航空会社「フジドリームエアラインズ」の「ERJ-175」です。
同社の機材は機体ごとにそれぞれ色が異なり、この日は「オレンジ」の「JA05FJ」でした。
カラフルなERJ、羽田・成田ではチャーター便以外でお目にかかることはない機材です。
この日の1番のお目当て、アシアナ航空の747「ジャンボジェット」を見ることができました。
同機はアシアナ航空の運航する「最後のジャンボジェット」であると同時に新千歳空港に旅客定期便として飛来していた唯一のジャンボジェットでもありました。
この撮影数日後、2月末に最後の新千歳定期便を終え、また3月末にはアシアナ航空からも退役しています。
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