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「言葉では伝えきれないから物に込めるんだよ」

昨日の夜の「silent」からの今日の朝のサッカーW杯日本代表の勝利という最高の流れで迎えた今日の一日。

「silent」はまたも名言のオンパレードだった。

もちろんストーリーを楽しむことがメインだが、その時々で紡がれる、選び抜かれた言葉たちに毎回胸を打たれる。そして案の定、今回もたくさん打たれた。

胸が打たれるたびに、

「すげー」「深い言葉だなぁ、、」

と言いながら、スマホにメモしている自分がいる。

中でも今回一番響いたもの。それがタイトルにある、

「言葉には伝えきれないから物に込めるんだよ」

という言葉。

ちょうど先日、そういった記事を書いていたからなおさらタイムリーに響いた。

実家に帰ると、実家からまた自分の家に戻るとき、行きよりも荷物が多くなる現象に名前をつけたい!!と主人公の紬が言っていた。

「わかるわかる(笑)」

と心の中でうなずく。いい言葉に出会うと身震いがするこの感覚。この現象にこそ名前を付けたいが(笑)

そんな紬に対して、紬のお母さんが言ったセリフが、

「親の真心。言葉には伝えきれないからものに込めるんだよ」

なんかそれを聞くだけでいろんなものがフラッシュバックする。

「そんないっぱい大丈夫だよ」
「ありがとう!もうじゅうぶん」

なんてことを普通に言ってたかもなぁ。

受け取る側としては、「そんなに準備して大変でしょ」「そんな無理しなくていいのに」なんて思うけど、渡す側として大変でもなんでもなくて。なんなら自分が渡したいから渡しているだけで。言葉には伝えきれないほどの思いがあるから、それを代わりに物で伝えていただけなのかもしれない、って考えると自分の行動も見直さないとなって思う。

むしろ快く受け取るのが「優しさ」だったりするのかもな。なんてことも思ったりした。

言葉というのは直接体に入ってくる。だから身に染みる。でも伝えられるのはその瞬間しかないし、そこに自分がいないといけないし、嘘か本当かわからないときがあるのもまた事実。

もちろん私は言葉が一番だと思っている。
でも言葉だけじゃ伝えられない思いがある事実もわかる。
そんなとき、人は物を頼る。

物を見たらその人を思い出す。
あなたへの思いが物に込められている。
これは私の「自己満足」です、と。


ドラマが終盤戦なのが悲しいくらいずっと見ていたいドラマだ。
遅れて見始めたけど、しっかり流行に乗ってよかった。
人気なものには、人気たる所以があるということを学べたのもまた1つ大きな収穫かもしれない。

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塩浦良太
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