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本当にこれでいいの?

#就労支援の現場から

久しぶりに、就労支援での現場で感じたことを記事に。

毎度おなじみ、私は現在、脳卒中による身体麻痺等をはじめとした身体障害や高次脳機能障害を持った方を対象とする就労移行支援にて支援員として働いている。

なので当然そういった方々と関わることが多いし、そういった方々のご家族と関わることも多い。


いろんなところで会話をする機会が多い。

例えば、面談の時なんかそうだし、
例えば送迎の車内の中だってそう。

皆さんの言葉からでしか見えてこない想い、葛藤がある。
それぞれに抱えているものは違う。


身体に麻痺が残り、今まで使えていたはずの腕が、足が使いにくくなっていたり、失語症になり、今まで何なく話せていたのにそれが難しくなったり。

病前の記憶は鮮明に覚えているけど、脳卒中を発症してからの記憶をほとんど覚えていない方も多い。

昔の「出来ていた自分」が脳裏にあるから、もどかしさが顔を覗かせることもある。


「あの頃、働きすぎてたな、、」とか、
「もっと何か出来たな、、」とか。

そんな中でも前を向こうとして、移行支援を利用している姿は本当にすごい。

と同時に、自分自身に問いかけたい。


「今の時間の使い方、本当に合ってる?」


今は何かと頑張れてるけど、それって全然当たり前じゃない。
頑張りたい時に頑張れてるって奇跡だ。

そしていつどこで今の当たり前が当たり前じゃなくなってしまうなんかは誰にも分らない。今こうやって記事を書いてるけど、明日はそんなことできなくなってるかもしれない。

大袈裟かもしれないけど、0じゃない。

そう思った時、今の自分の時間の使い方って合ってるのかな?って思うことがある。何のために頑張ってるのか、とか。どういう気持ちで物事を継続してるのか、とか。


時に流されてみることも大事なんだけど、
限りある自分の人生だからこそ、もっと自分と向き合って自分の喜ぶ時間の使い方をしてあげたいなって思う。




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塩浦良太
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