引越しをしました

今日、引越しをした。

ノートの断捨離をし始めたのは、引越しの準備をし始めたからで、

大切な人たちに想いを馳せたのは、最後に石川で特にお世話になった方たちに挨拶しないと！となったわけで。

会社も仕事内容も変わるわけじゃないんですが、引越しをします。何なら石川県を出ます。

石川に来て早4年。誇張抜きであっという間の4年でした。

正直、最初は不安しかなかったです。住んだことがなければ、旅行にきたことすらない、知り合いも誰もいない。そんな新卒1年目の人間が2021年の4月に石川の地におりました。

石川県を好きになるのに、4年間という時間はじゅうぶん過ぎました。ご飯美味しいし、自然もあるし、人の混雑具合もちょうどいい。それでいていろんなものが揃っています。最高でした。

最高であるがゆえに、落ち着いてきちゃった節もありました。居心地いいな、ずっとこのままでもいいな、って。

その一方で、「ほんとにそれでいいの？ちょっと落ち着いてきちゃってない？」と心配する自分もいました。そんな中で転勤の話をいただきました。一瞬迷っちゃったのも事実としてあります。選択権はある種、自分にあるから。

だけど一呼吸おいて、「どっちの方が面白そうか」って考えたら転勤の方かな、ということで迷う必要のない決断でした。

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見知らぬ土地で生活するうえで、「住処」ってめちゃくちゃ大事でめちゃくちゃ難しいポイントだと思っています。特に新卒1年目の時なんか、仕事で余裕がない分、家だけはいい場所を選びたいところ。

そういった意味では、今まで住んでいた家は大当たりでした。結局この4年間引越ししなかったし、したいとも思わなかったので。その分、4年間分のホコリが溜まっていたのでちょっと掃除が大変でした。

荷物を段ボールに詰めて、引越し業者がそれらを持っていった後の部屋は、「こんなに広かったっけ？」というくらいに広々としていました。声を出すと、「こんな声、反響したっけ？」と何もない部屋に自分の声が響いていました。

最後に「お世話になりました」と一例をして、お別れしました。
この4年間、自分の社会人としての基礎を築いた時期を一緒に過ごしたお部屋とお別れです。

次は関東の方に、都会の方に行きます。
生まれてこの方、日本海側でしか住んでこなかった自分にとっては「画面の向こう」の世界です。

ちょっと怖さはあるけれど、その怖さも面白さだと思っています。いろんな刺激を受けられるんだろうな、とワクワクしています。やっぱり刺激的な人生じゃないと！ですね。