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宇宙戦艦っぽすぎるジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)がカッコいい

こんばんは、りょーです。

今日は今年度に打ち上げ予定のジェームス・ウェッブ・テレスコープのお話です。音声でいいわ!って人はこちらからどうぞ。

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宇宙で最初にできた星を観測してやろう!と目論んでいる志の高い将来計画のお話です。なにしろ、形がっこいい!このフォルムだけでも覚えておくといいですね笑

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宇宙戦艦っぽいというか、未来的な宇宙船っぽい感じというか。

こんなでかいのどうやって宇宙へ!?

どうやって宇宙にもっていくかというと、まずこいつらを全部畳んでロケットで飛ばして、

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まずは足元が開いてきて〜

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土台が横にぶわーーーって展開していって〜、

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ツノみたいなのが伸びて〜

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最後にミラーが展開されます!!

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こんな感じで運ばれるから、こんなに大きくても宇宙にいけるんですね。
それにしても、この発想でこの大きさを宇宙まで運べることがすごい。。。

ジェームズ・ウェッッブ・スペース・テレスコープの頭文字をとって、JWSTと言われるこの衛星。NASAとESA(ヨーロッパの宇宙研究機構)が共同で開発したものです。

Youtubeの専用チャンネルも立ち上がっていて、開発の経過とかが見れるようになっています。これがまた面白い!!

英語がわからない方も、開発段階のライムラプスの映像とかを見るだけでかなり楽しめると思うのでオススメです。

JWSTは宇宙の最初の光を見つける!!

こんなたいそうな物を打ち上げて、何がしたいのかってところですよね。この望遠鏡が明らかにしようとしているのは、「宇宙最初の星の光」です。

かっこよすぎんか。。。

宇宙が誕生してから、現在約150億年だと言われているんですね。ちなみに太陽は約46億年です。

宇宙ができて2,3億年程度までは、星は全く宇宙には存在せず、水素やヘリウムのガスが漂っている状況だったと考えられています。そのガスがだんだん偏りを見せはじめたときに、それぞれのガスがくっついたりして大きな塊を形成していったと。

それによって、星が誕生したと考えられています。この星の誕生によって、宇宙に「熱」がもたらされたと考えられているんです。

宇宙全体は、ビッグバンによって膨張していっていると考えられていて、外側の広がっていくスピードは内側よりもかなり速いスピードになっています!

これはよく風船で例えられて、風船に点を2つ書いておいて膨らますと、最初のひと吹きで広がる点と点の間と、10回目に吹いたときの点と点の間の広がり方って全然違うんですよね。

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何が言いたいかというと、宇宙は常に広がっていっていて、その広がるスピードは宇宙の端っこと、真ん中あたりでは全然違うということですね。

300万光年外側に行く毎に、毎秒75km早くなるっていう異常なわけのわからない世界です笑
宇宙自体は150億年程度とされているので、300万光年なんてほんの小さな距離でしかないわけですね。
これぞ宇宙!!って感じの数字でワクワクします。

そんな感じで、宇宙も風船に例えられていて、宇宙の初期にできた星は、今はめちゃめちゃ速いスピードで遠ざかっていてていると考えられるわけです。

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ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡は、赤外線を撮影するのに適した最高の望遠鏡です。

宇宙初期の光は、上の説明の感じでめちゃめちゃ異常な速さで遠ざかっていっているので「ドップラー効果」と呼ばれる光を引き延ばす性質によって、普通の光も引き伸ばされて赤外線になって宇宙望遠鏡に届きます。

JWSTは!この宇宙の光が引き伸ばされて!赤外線になったものを!観測しちゃろ!!って大目的を秘めています。

なんてロマンチックな目標なんでしょう。150億年前の光を観測することが目的の最高の望遠鏡、今年打ち上げです!お楽しみに!!

p.s. Youtubeもそろそろ顔出し再開していくのでチャンネル登録してね。


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りょー@ポッドキャストとデータサイエンス
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